Motoharu Radio Show #124

2012年09月05日 | Motoharu Radio Show

2012/09/04 OnAir - 1st. Week - 特集:太陽にまつわる音楽/ザ・ソングライターズ出演アーティストの最新楽曲
The Beatles:Here Comes the Sun
Sheryl Crow:Soak Up the Sun
Jimmy Cliff:World Upside Down
Jimmy Cliff:Ship Is Sailing
Norah Jones:Sunrise
サカナクション:僕と花
くるり:o.A.o
七尾旅人:サーカスナイト
キリンジ:祈れ呪うな
Dragon Ash:Walk with Dreams
佐野元春:La Vita é Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
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■内容の一部を抜粋
・太陽にまつわる音楽/ザ・ソングライターズ出演アーティストの最新楽曲
番組後半はNHK Eテレ「ザ・ソングライターズ」第4シーズン開始特集としてこれまでゲスト出演したアーティストのそれぞれ現在の楽曲を聴く。

・Here Comes the Sun
「今年の夏は全国的に猛暑が続きました。夏という季節、僕は好きですけれども、今年ばっかりはちょっと太陽がキツかったなぁという感じですね」と元春。
番組前半は太陽にまつわる曲を集めている。

・Soak Up the Sun

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月9月の「3PICKS!」はジミー・クリフ『Rebirth』、イングリッシュ・ビート『Keep the Beat : The Very Best of the English Beat』、そしてジェリー・ダグラス『Traveller』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はジミー・クリフ『Rebirth』。

・ジミー・クリフ
ジャマイカ人のレゲエ・シンガー、現在64歳。レゲエ・ミュージックのミュージシャンというとボブ・マーリーが有名だが、ジミー・クリフはボブ・マーリーより少し上の世代の人。'60年代の初期から現在まで現役で活躍している。もちろん地元ジャマイカでは古くからレゲエ・ミュージックのスターとしてよく知られていた。しかし欧米では知名度が今ひとつだったところ、ある映画がきっかけでジミー・クリフの名前は世界的に知られることになる。その映画は『ハーダー・ゼイ・カム』。'70年代のジャマイカを生きる一人の青年を描いた映画。この映画の主人公を演じていたのがジミー・クリフだった。
「僕も十代の頃、この映画を観ました。映画の中では人種の問題、ドラッグの問題など、当時のジャマイカの様子が生々しく描かれてました。それと同時にレゲエ・ミュージックですね、どんな背景で生まれてきたのか、この映画を観るとそのあたりのことがよくわかります」と元春。
映画『ハーダー・ゼイ・カム』の公開が1972年。翌年、ボブ・マーリーがメジャー・デビュー。そしてその翌年にはエリック・クラプトンがボブ・マーリーの「I Shot The Serif」をカヴァーして世界的にヒットしている。まさにボブ・マーリーやジミー・クリフ、この世代のミュージシャンたちがレゲエ・ミュージックの魅力を世界に知らせたと言っていい。そのジミー・クリフの新しいアルバム『Rebirth』から「World Upside Down」と「Ship Is Sailing」の2曲。

・東京湾大華火祭
夏といえば花火。元春は東京湾大華火祭を見に行ったそうだ。「震災のこともあって2年ぶりの開催ということで花火ひとつひとつに僕は感慨深いものを感じました。なにかこう花火師の意地と心意気を感じてグッときました」と元春。

・Sunrise

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は環境教育のNPO「PWプラスONE」。アメリカで開発された野生生物と触れ合う教育プログラムを日本で実践している。

・ザ・ソングライターズ出演アーティストの最新楽曲
番組後半はNHK Eテレ「ザ・ソングライターズ」第4シーズン開始特集としてこれまでゲスト出演したアーティストのそれぞれ現在の楽曲を聴く。

・僕と花

佐野元春 : ご存じの方もいると思いますが、NHK Eテレの番組「ザ・ソングライターズ」。僕が聞き手となって毎回国内の優れたソングライターをゲストに迎えた対談番組です。その「ザ・ソングライターズ」、2012年第4シーズンが来月から放送されることになりました。この番組は本当に僕自身もやりがいのある番組です。ソングライターと呼ばれる僕たちはどんなふうに曲や詩を書いているのか、創作にまつわるいろいろな話をソングライター同志、フランクに話す、そんな番組になっています。で、よくあるこの手の番組と違うのは、これは番組というより講座のような形をとってるところです。聞き手である僕がいて、ゲストのソングライターがいて、対談の様子を学生たちが聞いているというかたちです。そしてその学生たちにも参加してもらってソングライティングのワークショップをやってもらってます。実際、詩を書いてそれを音楽にしていくという、そうした実践を通じて創作の面白さを経験してみようという、そんな試みをやってます。NHK Eテレの番組「佐野元春のザ・ソングライターズ」。来月からはじまる第4シーズン。第一回目のゲストには中村一義さんが決まってます。とても画期的な番組ですので、是非みなさんにも楽しみに待っていただけるとうれしいです。

・o.A.o
・サーカスナイト

佐野元春 : サカナクション山口一郎、くるり岸田繁、そして七尾旅人。素晴らしいソングライターです。この番組のゲストを選ぶとき、僕は一つ基準を設けています。それは現状を変革することに自覚的かどうか、そうした意識が曲に現れているかどうか、ということです。これまで招いたソングライターのみなさんは僕が聴くかぎりみんなそうした意識を持たれていると思います。特に3.11以降ですね、震災のこと、原子力発電のこと、我々はどう生きていくのかということが厳しく問われてる時代です。ソングライターの仕事ということでいうと、こうした状況にどうにか言葉と音楽を与えてゆく、というのもあると思います。しかもそれをメインストリームでやってゆく、これは結構大変なことですし、表現者としてはやりがいのあることではないかと思います。「ザ・ソングライターズ」第4シーズンではそのあたりのことをゲストのみなさんに投げかけてみたいと思います。

・祈れ呪うな
・Walk with Dreams

・La Vita é Bella (ラ・ヴィータ・エ・ベラ)
佐野元春 & コヨーテバンドの新曲。新曲の感想を待ってますと元春。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/
コメント
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