6月29日(金) 晴れ 真夏日。
南港から難波に移ったZEPP OSAKAで佐野元春とコヨーテバンドを観た。
新しいZEPP なんば大阪は難波といってもなんばパークスのさらに南で
今年4月27日にオープン。
僕は大国町から歩いて会場まで行った。
中はなんとなくなんばHatchに似た雰囲気だった。
さて、今回のライヴでは原子力産業と行政に対して異議申し立てした曲
「警告どおり 計画どおり」が演奏された。
24年前の曲で佐野元春自身も今回はじめてステージにかけたみたいだ。
一般的にはあまり知られてない曲だと思うのでリンクを貼っておこう。
何年もあとになってこの日のライヴを懐かしく思い出す日が来るかもしれない。
大変だったけれど厳しい日々はもう過去になったと
笑って話せたらどんなにいいだろう。
ライヴについては個人サイトにライヴ・レビューをアップしました。
よろしくお願いします。
帰りの地下鉄御堂筋線。
夜の大阪市内を北上しながら僕は思った。
もし僕が義務教育の小学生で12歳ぐらいの子どもだったとしたら。
今の日本の行政をどんな目で見るだろうか。
きっと直感的に否定しているだろうな。
十代の頃に佐野元春の音楽と出会って今まで寄り添ってきた。
成長の過程で希望が見出せる普遍的な音楽と出会えたことを幸せに思う。
かつて僕が「Down Town Boy」のくわえタバコのブルーボーイに自己投影したように
12歳の今を生きる子どもたちは佐野元春と出会えることはあるだろうか。