神戸レンガ・プロジェクト

2008年10月14日 | 佐野元春

10月13日(月・祝) 晴れ。
大貫妙子の「ピュア・アコースティック 2008」を聴きに神戸へ行ってきました。
昨日が初日でこの後、東京、名古屋と続きます。
名古屋しらかわホールの千秋楽まで「ネタばれ」しないように
「ピュア・アコースティック 2008」の詳細はまた後日にでも。

ライヴまで時間があったので久しぶりに三宮を散策しました。
ゆっくりと三宮、元町を歩くのは3、4年なかったと思います。
昔よく行っていたお店に行くと跡形もなく無くなっていて不況を思い知らされました。

ふと思い出して、
神戸レンガ・プロジェクトで敷設された 赤レンガを見に行くことにしました。

神戸レンガ・プロジェクトというのは震災で壊れた街の修復に
神戸の異国情緒あふれる街並みの象徴だった赤レンガを敷設 して
復興への一歩を踏み出すきっかけとなればとスタートした企画です。
http://www1m.mesh.ne.jp/~volanet/kobefund/brick/index.htm

僕は1999年の夏に関西のローカル・ニュースで
元町商店街の舗道に赤レンガが敷設されたことを知りました。
この企画に協力した土井たか子さんの赤レンガが紹介されてました。
敷設されたレンガには復興へのメッセージが刻まれていました。
「メッセージ・ブロック」と呼ばれるそれらレンガの中に佐野元春の名前がありました。
「あぁ、元春も協力したのか」とニュースを見てそう思い、休日に見に行きました。

南京町に近い路面がテレビに映っていたので場所は大体わかっていました。
数あるメッセージ・ブロックの中で佐野元春のレンガはすぐ見つかりました。
でも、それは佐野元春からではなくて、
「佐野元春メーリング・リスト」の有志によって行われたものでした。

当時、そのことについてメーリング・リストに問い合わせると、
東京で行われたオフ会のメンバーで参加したとのことでした。

■ 神戸レンガ・プロジェクト「佐野元春メーリング・リスト」のメッセージ・ブロック

場所は元町商店街から南京町へ抜ける路地。



左側にあるお店が看板を出しているところ。



大きいサイズのメッセージ・ブロックの中にあります。



佐野元春の許可を得て「僕にできることは」の歌詞が刻まれています。
この場所にレンガが敷かれてからもう9年くらい経ちます。
一部のレンガのメッセージは完全に消えたりしていますが、
このレンガのメッセージはまだ十分に読めました。
今回は探すのにずいぶんと時間がかかったけれど。

震災前には神戸国際会館での佐野元春のクリスマス・コンサートが
恒例となりつつありましたが、それももう遠い記憶。

昨日の神戸国際会館。

コメント (2)
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