10月14日(日) 曇り。
麗蘭のアコースティック・ライヴを聴きに行った。会場のシャングリラは2005年8月にオープンしたライヴ・ハウス。行ったのは今回はじめて。天井からぶら下がったシャンデリア、赤を基調としたキャバレーを思わせるような内装、ちょっと猥雑で、でも落ち着いた雰囲気があって素晴らしい空間だった。
13日、土曜日からはじまった仲井戸"CHABO"麗市と土屋公平二人だけのライヴ・ツアーは年末まで続く。今回は全会場イス席でゆったりと見られるように配慮されている。開演まで立って待たなくていいのがうれしい。シャングリラはほぼ満席で、ざっと見たところ130人くらい入ってたみたいだった。舞台セットとしてステージには10月24日発売のミニ・アルバム『1+1(ONE PLUS ONE)』のフロント・カバーが掲げられていた。
シャングリラで行われたライヴでは、『SOSが鳴ってる』からの曲が多かったような印象だが、『1+1(ONE PLUS ONE)』からの曲がすべて演奏されていた。「アメリカン・フットボール」や「今夜R&Bを...」という初期の代表曲がなくて、実はがっかりした面もあったのだが、「悲惨な戦争」や「平和ブルース」と現実の荒地に通用する代表曲もあり、麗蘭らしさというものは出ていた。
公平くんは心斎橋の三木楽器でギターを購入したと話していた。店員さんに写真を撮られまくったそうだ(苦笑)。「安くしてもらったんで、みんな、オレの名前出したら安くしてくれるよ」と公平くん。「オレの名前出したらボラれるぞ(笑)」とチャボさん。それにしても公平くんはよく喋るようになりましたね~。二人だけのライヴは意外に楽しい雰囲気だった。僕はもうこれから聴きに行く予定がなのでライヴがどんなふうに変わってゆくのかを見届けられないのが残念です。
■麗と蘭 Acoustical tour 「1+1」(One plus One)
10月14日(日) 大阪Shangri-La
整理番号103番
仲井戸"CHABO"麗市(Vocal/Guitar)
土屋公平(Guitar/Vocal)
Set List
01 ミッドナイト・ブギ
02 運
03 たそがれSong
04 マンボーのボーイフレンド
05 I'm a BAND MAN
06 Well Alright
07 光るゼブラのブギー
08 おいしい水
09 バビロン
10 あこがれのSouthern Man
11 悲惨な戦争
12 SOSが鳴ってる
13 Blue Blue
14 Get Back
Encore
15 One Plus One
16 平和ブルース
17 I Feel Beat
18 ミュージック
19 夏の色調