Sunday Songbook Playlist

2007年08月06日 | Sunday Song Book

<08月05日プレイリスト>
[少し早めの納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)]
チャンスの前髪/竹内まりや 8月8日発売ニュー・シングル
ボーイハント(英語)/竹内まりや "LONGTIME FAVORITES" '03
TURN-DOWN DAY/THE CYRKLE '66
TOO LATE TO TURN BACK NOW/CORNELIUS BROTHERS & SISTER ROSE '72
BRANDY/LOOKING GLASS '72
バラ色の人生(LA VIE EN ROSE)/山下達郎 '07
恋のバカンス/竹野屋セントラルヒーティング '80
人生の扉/竹内まりや "DENIM" '07
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■内容の一部を抜粋
・プレ納涼夫婦放談
竹内まりや8月8日発売ニュー・シングル「チャンスの前髪」のプロモーションをかねて納涼夫婦放談を前倒し。まりやさんをゲストに迎えて、まりやさんが今聴きたい曲、リスナーからの質問、お便りを紹介。

・ボーイハント(英語)
ニール・セダカが曲を書き、コニー・フランシスが歌った「BOY HUNT」の竹内まりやによるカヴァー・ヴァージョン。今回は2003年発売のアルバム『LONGTIME FAVOURITES』初回限定ボーナス・ディスクにだけ収録された英語ヴァージョン。
レコーディングは4年前、イギリスのアヴィー・ロード・スタジオで行われたが、その年の夏、ロンドンは猛暑だったので、まりやさんは暑くなるとその時のこと思い出すという。

・TURN-DOWN DAY
今回、番組の前半は、まりやさんが夏になると聴きたくなる洋楽曲をセレクトしている。ほとんどは高校3年(1972年)ぐらいにハマッて聴いてた洋楽で、ちょうど1972年というとシカゴに留学していた頃で、これらの洋楽を聴くと夏がフラッシュバックするのだという。
ザ・サークルの「TURN-DOWN DAY」は1966年の発売(全米16位)だが、まりやさんの記憶によると1972年の夏に毎日この曲がラジオでかかっていたという。歌詞の内容は"夏をのんびり過ごそうよ/わずらわしいことは明日考えようよ"となっているのだとか。プロデュースはジョン・サイモン。曲を書いてるのはジェリー・ケラーだが、その後作詞家になり、「男と女」の英語詞を書いた。ちなみに「男と女」の作曲家はデイブ・ブルームで『タクシー・ドライバー』のテーマが代表作。ブルーム/ケラーのコンビでたくさん曲を書いてる。
ザ・サークルのマネージャーはブライアン・エプスタイン(ビートルズのマネージャー)で、ザ・サークルと名づけたのはジョン・レノン。デビュー曲の「RED RUBBER BALL」はポール・サイモンが作曲した。

・TOO LATE TO TURN BACK NOW
コーネリアス・ブラザーズ & シスター・ローズはフロリダの兄弟姉妹グループ。15人兄弟姉妹から4人選ばれて結成された。
まりやさんはハイスクールに行くクルマの中で毎日聴いたそうだ。恋に落ちてしまう、もう引き戻せない気持ちを歌ってるそうだ。まりやさんはこの曲を聴くとルート・ビアの味を思い出すという。

・アルバム『Denim』のジャケ写
アルバム『Denim』のジャケ写で、まりやさんの腰から下がピンボケになってるのは、デニムのスカートを敢えてぼんやりとさせているそうで、意図的なものだということだ。

・BRANDY
ルッキング・グラスはワンヒット・ワンダーのグループ。「BRANDY」1曲しかヒット曲がない。ニュージャージー出身の4人組。大学で結成されたクラブバンド。
この曲とキング・ハーベストの「DANCING IN THE MOONLIGHT」は日本でも人気があったとタツローさん。タツローさんは1972年に運送屋のバイトをやってたので(紙を運んでたそうだ)、この曲を聴くと大渋滞の日光街道を思い出すという。

・1972年のヒット曲
ギルバート・オサリヴァンの「CLAIR」、ダニエル・ブーンの「BEAUTIFUL SUNDAY」、ホット・バターの「POP CORN」、アージェントの「HOLD YOUR HEAD UP」がある。

・プレゼント
「チャンスの前髪」のプロモーション・グッズで「チャンスの手鏡」。10センチ四方の小さい手鏡で、ケースが付いていて、表と裏に緒形拳さんが書いた題字が入ってる。30名にプレゼント。「納涼夫婦放談」の2週目で当選者の発表を行う。今回は「納涼夫婦放談」まで時間があるのでお便り、リクエストを紙面に書いて欲しいとのこと。

・題字
シングル「チャンスの前髪」の題字は緒形拳さんによって書かれている。

・原由子とのコラボレーション
春に桑田佳祐・原由子夫妻と合同銀婚式パーティーを内輪で開催した時に、まりやさんのほうから「原坊が次にソロを出す時は、わたしをコーラスに雇ってください」と冗談を言っていたそうだ。その直後にドラマ『肩ごしの恋人』の主題歌を書く仕事が入り、二人の女性の絆がテーマだったため、そのテーマに沿って曲を書き上げたところ、曲のメロディー・ラインが原坊に合うと思い、声をかけたら二つ返事で受けてくれたのだそうだ。まりやさんは原坊の声が入った瞬間にサザンの風が吹くと話している。タツローさんは、原坊の声はマイクの通りのいい声だったと印象を話している。

・無防備
原由子さんが自身のパート"あなたを見てるとハラハラするのよ/そんな無防備で生きられるなんて"の歌詞について「逆だー。無防備でいつもハラハラされちゃうのは私だよー」と言ってたとか。
まりや「原坊は全然無防備なんかじゃないよねー」
タツロー「そうかな?」
まりや「"ハラハラするのよ"というところの歌詞を原坊に引っ掛けて、やっぱり、そう、彼女があそこ歌って欲しかったのもあるし...」
タツロー「なるほど」
まりや「でも、原坊は音楽業界であんなに純朴で擦れなくて、しかも大人の人ってそうそういないよね」
タツロー「なんか、ちょっとや、そっとじゃ動じないっていう...」
まりや「だから桑田佳祐さんの奥さん務まるのはあの人だけ」
タツロー「ふふふ」
まりや「あはは。私はそう思います」
タツロー「それじゃあ、佳ちゃんがすごく奔放な感じがするじゃありませんか」
まりや「あはは。あのやんちゃな彼を包むというか...」
タツロー「やんちゃ願望といいましょうかね」
まりや「しかも男のお子さんを二人育てつつ、ミュージシャンを続けるっていうのはいかに大変かと私は思います」
タツロー「原坊っていうのはいい味してるよ。ホントに。うん」
まりや「ホントに素敵な人です」

・なぜ前髪なのか
好機、チャンスの神様には前髪しかないという伝説を元に、二人の女性が協力してチャンスを掴もうという話に持っていったとまりやさん。
チャンスの神様には前髪しかなく、通り過ぎる前に前髪を捕まえないとご利益がないという言い伝えがあるとか。

・やさしい夜遊び
8月11日(土)、午後11時からのJFN系「桑田佳祐のやさしい夜遊び」にまりやさんが生出演する。生歌を披露する予定。

・バラ色の人生(LA VIE EN ROSE)
まりやさんがTBS系の情報番組『ブロードキャスター』で「君住む街角」を取り上げた時、候補曲の1曲としてすでにあったが、まりやさんは難しいので見送ることにしたという。
タツローさんは、詩は明るいけれど、エディット・ピアフが歌うと、明るさの影の暗さが出てくる、シャンソンはそういうものだが、単純に英語で書かれた歌詞は明るいラヴ・ソングなので、そのままやったと話している。

・恋のバカンス
1980年にドラムが山下達郎、ベースが世良公則、キーボードが竹内まりや、ギターが桑田佳祐とダディー竹千代というメンバーでセッションした曲。新リマスター。

・人生の扉
シングルのカップリングにはオリジナル・カラオケ・ヴァージョンを収録。



・SONGS
8月6日(月)深夜24時10分に『SONGS』の特別編が放送される。その中で番組で作った「人生の扉」のプロモーション・ビデオがまたオンエアされる。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係

■今後の予定
08月12日は、「ベタリク(ベタな曲のリクエスト大会)」
08月19日は、「納涼リクエスト大会」
08月26日・09月02日は、「納涼夫婦放談(ゲスト:竹内まりや)」
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