dunhill presents DAY AFTER DAY

2005年11月11日 | Live

FM802 SPECIAL PARTY & LIVE
dunhill presents DAY AFTER DAY

2005年11月7日(月) ブルーノート大阪
整理番号258番

畠山美由紀, Nathalie Wise

このスペシャル・イベントは午後8時30分からヒルトンプラザWESTのダンヒル・ブティックでパーティーが開催され、その後、場所を隣のハービスENT PLAZA地下のブルーノート大阪に移して、ナタリーワイズと畠山美由紀のライヴが行われた。

今月開業15周年を迎えたブルーノート大阪。今回のイベントはFM802とのコラボレーションだった。ただ、ブルーノート大阪で行われるライヴだけの参加は出来ないという応募招待制のイベントで、ライヴの前にダンヒル・ブティックでパーティー形式のファッションショーが開催された。写真は招待券と当選通知書。

ダンヒル・ブティックでは来場者に軽食と飲み物が無料で振舞われ、ファッションショーはヒルトンプラザWESTの通路で開催された。背の高い外人や日本人の男性モデルがダンヒルの秋冬ものの洋服に身を包んで颯爽と通路をウォーキング。プロのカメラマンがフラシュを焚いて撮影も行われていた。観客の中に桑名正博の姿があった。

ブルーノート大阪ではウェルカム・ドリンクが無料で振舞われた。店内では氷を入れたバケツを両手に提げたウェイターが何度も往復していた。125組250名が招待ということだが実際にはそれ以上の人数が集まっていたのは確実だった。盛況な雰囲気の中、ライヴに対する期待が大きく膨らんでいった。ダンヒル・ブティックのファッションショーに出演したモデルがブルーノートの店内をウォーキングした後、午後10時過ぎにライヴははじまった。

暗がりの中に現れた4人の影。ひとりはライトブルーのチャイナ・ドレスを着た女性だった。僕はその女性が畠山美由紀だと思っていたのだが、彼女はドラムキットの前に座った。ドラムを叩きながら歌うのかと一瞬思ったがそうではなかった。彼女の名前は伊藤葉子。しばらくして胸元が大きく開いた深いブルーのドレスを着た畠山美由紀がしずしずと登場したのだった。

しっとりとしたコール・ポーターの「So In Love」を畠山美由紀は歌った。あまりにも美しいスタンダードの名曲。「わたしの狂気に恋をした」と彼女は歌った。白い縁のめがねをかけた高田漣がマンドリンを演奏。

高田漣は4月に亡くなった高田渡の息子さん。一度ハナレグミのライヴで見ている。畠山美由紀と同じ事務所に所属しているそうで、共演する機会が多いのだという。この日はベタル・スチールの演奏が大半を占めた。

サポートをしているミュージシャンは知っている人が多かった。コントラバスは吉野弘志。大貫妙子のピュア・アコースティックでお馴染み。ピアニストは斉藤哲也。ナタリーワイズのメンバーだ。髪の毛が伸びていて紹介されるまで気がつかなかったのだが。この夜はアコーディオンの演奏もあった。

5曲目の「愛にメロディ」は新曲でクラムボンの原田郁子が作詞、ハナレグミ(永積タカシ)が作曲だそうだ。全6曲、約45分間のパフォーマンスだった。

続いてナタリーワイズ。オリジナル・メンバーに徳澤青弦(Cello)と神田珠美(Viollin)がフィーチャされていた。組曲形式で3曲、詩的で静謐な世界観を披露した後、実存の不安を描いたような作風の「No Signal」が続いた。

メンバー紹介の後、畠山美由紀と高田漣を迎えて「美しい夜」が披露された。ブルーノートで聴くジャズ・オリエンテッドな演奏は素晴らしかった。終演は午後11時半。もうちょっとゆっくり飲んで帰りたい気分だったが、終電を気にして帰途に着いた。

■畠山美由紀
畠山美由紀(Vocal)
斉藤哲也(Piano, Accordion)
吉野弘志(Contra Bass)
高田漣(Guitar, Mandolin, Pedal Steel Guitar)
伊藤葉子(Drums)

Set List
1. So In Love
2. クレマチスよ
3. 口づけ
4. Them There Eyes
5. 愛にメロディ
6.

■Nathalie Wise
BIKKE(Spoken Words)
高野寛(Vocal, Guitar)
斉藤哲也(Piano)
徳澤青弦(Cello)
神田珠美(Viollin)

Set List
1.
2.
3.
4. No Signal
5. 美しい夜
コメント
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