「豚インフルエンザ」という言葉をはじめて耳にしたのは、つい1週間くらい前のことだった。
ドイツのニュースサイトで記事を読んだPちゃんが最初「Pig(=豚)flu」と訳したので、またへんなものがはやるなぁと思っていたら、あれよあれよという間に今では毎日トップニュース。
まるで、この世の終わりのような大騒ぎだ。
もともアメリカは人々に恐怖心を植えつけるのが得意。
毒グモやらナイルウィルスやらSARSやらテロやら・・・。
大騒ぎしたわりにはいつの間にか終息していて、後にはあれは何だったんだろうという気持ちだけが残る。
そんなわけで、この大騒ぎも「またか」という感じである。
しかし、今回はマジでやばそうだ。
WHOがこのインフルエンザの危険度フェーズを5に引き上げた。これは「世界的な大流行(pandemic)になる可能性が高い」というレベル。
メキシコではすでに159人の死者がでており、ついに先日アメリカで最初の死者(テキサス)が出た。
そうはいっても、メキシコボーダーに近いカリフォルニアやテキサスあたりがメインの感染場所かと思っていたら、ついにイリノイにまで北上。
今日の新聞によれば、すでに9人が隔離検査を受けているそうだ。
しかもシカゴ市内、郊外の3ヶ所の小学校が「学校閉鎖」に踏み切ったというから穏やかではない。
でもって、この「郊外」というのが、なんとうちの隣町。
ここでハタと気がついた。
隣町のAuroraという町は、ここ数年で急に開拓が進んだ新興住宅地で、地価・物価ともに異常に安い。
そういう理由から、所得の低いメキシコ系移民たちの絶好の居住区になり、どっと人がなだれ込んでいるということを。
今回、そのAuroraそしてお隣のBataviaの2校が閉鎖になったのもうなずける。
こうなったら、できる限り自分たちで身を守るしかない。
まずは、なるべく人の集まるところには出ないこと。
なんだか悪いな~、と心の中では思いつつ、今週のスペイン語クラスには行かなかった。
だってメキシカンだらけなんだもん・・・。しかも彼ら、しょっちゅう帰国してるし。
そして第2の予防法はマスク。
私は日本で買ってきたガーゼの「マイマスク」があるけれど、どうもこちらのマスクは種類が違うようだ。
新聞やテレビを見る限り、鼻との隙間までぴったりと埋める立体式のものが一般的。
工事現場のおっさんみたいで、なんだか妙におおげさないでたち。
しかし。
マスクなんてしている人、この期に及んでひとりも見かけたことがないのである。
一方で巷の情報によれば、マスクはどこのドラッグストアでもすでに売り切れ状態だそうだ。
じゃぁ、アメリカ人は外じゃなくていったいどこでマスクをしているんだろう?
そもそも、アメリカ人にとってマスクはとんでもなく不気味な存在らしい。
春先に日本に旅行したアメリカ人が一番怖がるのが「みんなマスクしてる」日本人と聞いたことがある。
アメリカの職場でマスクをして仕事をしていた友人のT子さんは、「みんなが不気味がるから」という理由で“マスク禁止令”を食らったことがある。
それほどまでにマスクが嫌いな人たちなのだ。
でも、これほどまで危険が迫っているのに「見た目が不気味」というだけで、意地をはっている方がよほど不気味だと思うのだが・・・。
怖がるくせして、全く危機管理能力のない人たち。全くもって、理解不能。
ともあれ。
なんとよりによって、今週末(日曜日)にカブスの試合を見に行くことになっている私たち。
そこで、Pちゃんも私もマスクをしていこうとたくらんでいる。
こうなりゃ、マスクに仲良く「福」「留」とでもペイントして、新しい応援手法として広めてみようかな。
ほんまにやるで。
ドイツのニュースサイトで記事を読んだPちゃんが最初「Pig(=豚)flu」と訳したので、またへんなものがはやるなぁと思っていたら、あれよあれよという間に今では毎日トップニュース。
まるで、この世の終わりのような大騒ぎだ。
もともアメリカは人々に恐怖心を植えつけるのが得意。
毒グモやらナイルウィルスやらSARSやらテロやら・・・。
大騒ぎしたわりにはいつの間にか終息していて、後にはあれは何だったんだろうという気持ちだけが残る。
そんなわけで、この大騒ぎも「またか」という感じである。
しかし、今回はマジでやばそうだ。
WHOがこのインフルエンザの危険度フェーズを5に引き上げた。これは「世界的な大流行(pandemic)になる可能性が高い」というレベル。
メキシコではすでに159人の死者がでており、ついに先日アメリカで最初の死者(テキサス)が出た。
そうはいっても、メキシコボーダーに近いカリフォルニアやテキサスあたりがメインの感染場所かと思っていたら、ついにイリノイにまで北上。
今日の新聞によれば、すでに9人が隔離検査を受けているそうだ。
しかもシカゴ市内、郊外の3ヶ所の小学校が「学校閉鎖」に踏み切ったというから穏やかではない。
でもって、この「郊外」というのが、なんとうちの隣町。
ここでハタと気がついた。
隣町のAuroraという町は、ここ数年で急に開拓が進んだ新興住宅地で、地価・物価ともに異常に安い。
そういう理由から、所得の低いメキシコ系移民たちの絶好の居住区になり、どっと人がなだれ込んでいるということを。
今回、そのAuroraそしてお隣のBataviaの2校が閉鎖になったのもうなずける。
こうなったら、できる限り自分たちで身を守るしかない。
まずは、なるべく人の集まるところには出ないこと。
なんだか悪いな~、と心の中では思いつつ、今週のスペイン語クラスには行かなかった。
だってメキシカンだらけなんだもん・・・。しかも彼ら、しょっちゅう帰国してるし。
そして第2の予防法はマスク。
私は日本で買ってきたガーゼの「マイマスク」があるけれど、どうもこちらのマスクは種類が違うようだ。
新聞やテレビを見る限り、鼻との隙間までぴったりと埋める立体式のものが一般的。
工事現場のおっさんみたいで、なんだか妙におおげさないでたち。
しかし。
マスクなんてしている人、この期に及んでひとりも見かけたことがないのである。
一方で巷の情報によれば、マスクはどこのドラッグストアでもすでに売り切れ状態だそうだ。
じゃぁ、アメリカ人は外じゃなくていったいどこでマスクをしているんだろう?
そもそも、アメリカ人にとってマスクはとんでもなく不気味な存在らしい。
春先に日本に旅行したアメリカ人が一番怖がるのが「みんなマスクしてる」日本人と聞いたことがある。
アメリカの職場でマスクをして仕事をしていた友人のT子さんは、「みんなが不気味がるから」という理由で“マスク禁止令”を食らったことがある。
それほどまでにマスクが嫌いな人たちなのだ。
でも、これほどまで危険が迫っているのに「見た目が不気味」というだけで、意地をはっている方がよほど不気味だと思うのだが・・・。
怖がるくせして、全く危機管理能力のない人たち。全くもって、理解不能。
ともあれ。
なんとよりによって、今週末(日曜日)にカブスの試合を見に行くことになっている私たち。
そこで、Pちゃんも私もマスクをしていこうとたくらんでいる。
こうなりゃ、マスクに仲良く「福」「留」とでもペイントして、新しい応援手法として広めてみようかな。
ほんまにやるで。
日本はちゃんとマスクする習慣があるから、比較的大流行が防げているんだと思う。その点、アメリカ人はこのご時勢、電車とかよくマスクなしで乗っていられるなぁと思います。自分に限って、って思ってんのかなぁ。やっぱりノーテンキ。
ぶらっく:
確かに!サングラスやめてみんなマスクになったら球場は面白い風景になるのにねぇ。
マスクにはC,U,B,S(4人で見に行くので)ってペイントしようと計画中。テレビにへんな4人組が映ったらそれは私たちです(笑)
マスク怖いというところについわらっちゃたんですが、私にしてみれば、マスクよりサングラスのほうが悪人に見えて怖い気がしました。そっち、みんなサングラスってぽぴゅらーですよね。
ってことより、気をつけてね。
うちの子の学区では登下校の際にマスクが義務づけられたよ。こんな場所でそこまでやる必要があるのか?って思うけど・・・。