一件資料の整理が終わりません。まあ、終活といったところです。
久しぶりに出てきた資料は、関係するファイルに入れたり、クリアファイルに入れて新たに管理したりと後始末が大変です。
また、各地の史談会や史学会の会誌を検索しまくり、手に入れた会誌は宝物です。
「土佐史談207号」には、土佐切支丹外史が掲載されていますが、副題に「マグレナダ・キオタ考」とあるのを見出した時のうれしさを思い出しました。
また、細川忠利と前田利家夫人・芳春院の江戸證人として江戸入りする時期を確認するために、「芳春院江戸證人一件-随従の藩重臣子弟女の事-」という記事を、「石川郷土史学会々誌-第54号」で見つけたときの喜びも思い出されます。
日本風俗史学会会誌「風俗№57」もそんな中から顔を出しましたが、「細川家・松浦家の伝承衣裳にみる南蛮的要素について」なども面白く目に留まり、これは、伊藤なお枝著「清正公の南蛮服」の隣に移しました。
そんな資料が顔を出してくると、それぞれ小一時間読み行ってしまいますから、5~60㎝に積みあがっている一件資料の嵩が減ることは何時のことやら・・・
そんな出てきた資料をどう保管しようかとただ場所を動かしただけの小山ができ始めました。
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