最近 Google Scholar でいろんな論考を見つけては、楽しんでいる。
「巨人の肩の上に立つ」というサブがついているように、各分野の大先生方のお説を拝見しようというわけである。
面白いと思ったものは「マイライブラリー」に登録しておくと、大いに便利である。
そんな中、同志社大学名誉教授・今中寛司氏(近世日本思想史・特に荻生徂徠の研究)の「小楠学の儒教的思想形態について」と
いう論考を見つけ出した。
1996年1月に「史林52巻1号」に掲載されたものらしいから27年前のものだが、WEB検索では初見である。
これは私にとって、横井小楠について過去に親しんだいろんな著書を凌駕するものであった。
プリントアウトして熟読している。小楠の実学とは何なのか、これを「小楠学」ととらえて論証されている。
今日も一日、マーカー片手に熟読することになる。
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