1月30日お昼過ぎに突然富田紘一先生からお電話を頂戴した。本を出版したから贈呈するという内容で住所を知りたいとの事であった。
今日、早速御著「古写真に甦る熊本城と城下町ー『熊府諸景色』の物語」をお送りいただいた。臥して御礼を申し上げる。
かって富田先生は「古写真に探る‐熊本城と城下町」を発刊しておられる。
今回の御著は九州記念病院の岡山洋二理事長の熊本城関係の古写真のコレクションから、「熊府諸景色」その他の貴重な写真と共に、これらを前著の内容に加えて同様の鋭い考察を加えながら220余頁の見事なものとなっている。
熊本城研究の第一人者であられる先生の集大成ともいわれるべきものであろう。
熊本城顕彰会の会誌には、御病気の身を押していまだに連載をつづけておられ、お身を案じていたところであるが、更にそのうえでの今般のこのご出版に対して御慶びを申し上げたい。
また、九州記念病院の岡山理事長にも併せて感謝申し上げたい。
熊本城を愛される諸兄には是非ともご覧いただきたいと、ご推挙申し上げる。