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津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■延享二年二月十二日・六道の火事

2017-02-12 19:09:39 | 歴史

延享二年江戸では二度大火が発生している。一月二十二日、小石川馬場の武家屋敷から出火し、西北風で延焼し使者100人以上が出た。
その10日後の二月十二日、千駄ヶ谷から出火し、北西風により延焼。焼失28678軒など、死者数1323人を出した「六道の火事」といわれる大火が発生した。この折細川家の白金屋敷も焼失した。
熊本藩年表稿には「青山千駄ヶ谷より出火し、白金邸類焼、この新築のため、郡方集米銀の内より3,000両差出」とある。
なぜ「六道の火事」というのか、その他あまり詳しい史料が見えない。
六道とは青山にある六方からの道が入れ混じる「六道辻」だとおもわれるが、なぜこの名が付いたのだろうか。

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時の藩主は宗孝である。
二年後の延享四年八月十五日、宗孝は江戸城中に於いて板倉勝該に刃傷に及ばれ死去する。
宗孝の在任中(享保十七年八月二十五日~)には、関東諸川改修の手伝いなど127,230両等の支出が重なり、藩財政の逼迫の度が増している。 


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■久しぶりの安らぎ

2017-02-12 13:26:07 | 徒然

 ここ数日寒がひどく、おまけに左足の調子がずっと悪いので全く外に出ていない。
郵便物の投函等も奥方に頼む始末である。その間二件の先祖附をどうやら読了、一件は原稿に朱書きして郵送、一件は釈文・読み下し文のタイピングも済ませ最後の読み返して間違いをチェックする。今日中には終わられそうである。
これで少々気持ちにゆとりが出てきたが、毎日椅子に長時間座り続けて左足が固まって痛いし、尻も痛い。
今日は寒いながら陽も差し込んできたので、その間散らかり放題のデスク周辺を掃除する。
取り出して床に重ねたままの本を本棚に戻し、史料をファイルに入れて所定の場所に戻し、掃除機で掃除をする。
ヤフオクで落札した本や古文書、アマゾンで仕入れた本も床に積んだまま、これもファイルしたり本棚の隙間をみつけて押し込む。
一方押入れに入れたままの段ボール箱を引きずり出し、内容物を確認して必要な本や資料を取り出す。
本棚の絶対量が少ないから、あまり目を通しそうにない本などは又押入れ行きと相成る。
しかしこれらの本を収納するために、新しく本棚を購入しなければならないのだが、どうやらボリームが判ってきた。
地震発生からそろそろ10か月、我が家はまだこんな有様である。

今月の史談会は会員のK氏にお頼みして、ある史料に登場する和歌について講義をお願いしている。
レジュメもお願いしているから、一週間前のこの時期、ばたばたすることもなく有り難い極みである。
 

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