津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

英訳・・これはaccsident

2006-05-16 23:22:58 | 徒然
 今日、某外語専門学校からメールが届いた。なぜ私に?「うそだろう」と思ったが当方宛てである。生徒さんに英語で履歴書を書かせているが、茶道の免許について英語ではどういうのかとのおたずねである。「薄茶、濃茶の免許をお持ちだという」肥後古流では、或る段階までの修養が進むと「相伝之証」と云うものを頂戴する。(私は十年ほどかかったが)これを戴いたから、すぐさまお弟子さんが取れるものでもないし、果たして「免許」に該当するかというと疑問がある。家元制度などというものは日本独特のもので、「相伝」などという英単語があろうとも思えない。hereditaryという単語があり、これが「相続」とか「相伝」と訳されているが、これなども親から子へ何かを伝えて行くというような意味であろう。「souden」とされて「日本の家元制度における、茶道肥後古流の免許(ライセンス)」と注記されては如何とご返事した。

 その後気になってしようがない。以前にも書いたが、日本の文化を紹介するに当たっては、翻訳の力が大変重要だと思われる。微妙なニュアンスを、どう理解していただくかにある。全くといっていいほど英語力の無い私に、突然降りかかった災難である。
(災難は適当じゃないかなー、accsidentは事故だろうし、misfortuneは不幸かな・・・どういう言葉が適当なのか、日本語も難しい)
 
 
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浅井長政二男・万菊丸のこと

2006-05-16 13:14:37 | 歴史
 浅井長政には、殺害された万福丸や三人の姫君(淀君・徳川秀忠室・京極高次室)の外に、生後間もない二男万菊丸がいた事は識者の知るところである。そのいく末は闇の中にあった。この度、くにさき半島歴史研究会の会長・久米忠臣氏のご研究により、熊本浅井家・杵築浅井家などが、そのご子孫であることが明らかとなった。三週間ほど前、相次いで情報をいただいた。杵築史談会発行による久米氏の論文「生きていた浅井長政・お市の次男、万菊丸」の事についてである。杵築浅井家の先祖附や、同家墓地、また熊本細川家との係りなどが明らかになり証明された。
 ぜひこのことをご紹介したいと考え、先生のご了解を得たいとお手紙を差し上げた。ご多忙の中、ご返事を頂戴し快諾をいただいた。著作権の関係があるため全文紹介は不可能であるが、できる範囲内でこのサイトでご紹介したいと考えている。
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