今日、某外語専門学校からメールが届いた。なぜ私に?「うそだろう」と思ったが当方宛てである。生徒さんに英語で履歴書を書かせているが、茶道の免許について英語ではどういうのかとのおたずねである。「薄茶、濃茶の免許をお持ちだという」肥後古流では、或る段階までの修養が進むと「相伝之証」と云うものを頂戴する。(私は十年ほどかかったが)これを戴いたから、すぐさまお弟子さんが取れるものでもないし、果たして「免許」に該当するかというと疑問がある。家元制度などというものは日本独特のもので、「相伝」などという英単語があろうとも思えない。hereditaryという単語があり、これが「相続」とか「相伝」と訳されているが、これなども親から子へ何かを伝えて行くというような意味であろう。「souden」とされて「日本の家元制度における、茶道肥後古流の免許(ライセンス)」と注記されては如何とご返事した。
その後気になってしようがない。以前にも書いたが、日本の文化を紹介するに当たっては、翻訳の力が大変重要だと思われる。微妙なニュアンスを、どう理解していただくかにある。全くといっていいほど英語力の無い私に、突然降りかかった災難である。
(災難は適当じゃないかなー、accsidentは事故だろうし、misfortuneは不幸かな・・・どういう言葉が適当なのか、日本語も難しい)
その後気になってしようがない。以前にも書いたが、日本の文化を紹介するに当たっては、翻訳の力が大変重要だと思われる。微妙なニュアンスを、どう理解していただくかにある。全くといっていいほど英語力の無い私に、突然降りかかった災難である。
(災難は適当じゃないかなー、accsidentは事故だろうし、misfortuneは不幸かな・・・どういう言葉が適当なのか、日本語も難しい)