一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

築地 惜別

2018-10-07 07:46:52 | 雑記


       今日は別のテーマをつづるつもりだったが、
       ニュースを見て急きょ、築地閉場を取りあげることに。

       神奈川に住む私はなんら直接は関係ないのだけど、
       過去に二度ほど、取材を兼ねて
       早朝の築地市場を訪れたことがある。

       活気ある市場、
       ああ、これが我々の「食」を仕切っている総元締め
       なのかと、妙に胸に響いた記憶がある。

       「東京の」否、
       「日本の台所」として、
       親しまれてきた築地市場(中央区)が
       昨日6日で営業を終えて閉場し、
       83年の幕を下ろした。

       国内外から集まる生鮮食品の豊富さと、
       品質の高さで「築地ブランド」を確立し、
       日本の食文化を支えてきたのだ。

       すったもんだあったけど、
       2・3キロ離れた移転先の豊洲市場(江東区)は
       当初の予定から2年遅れて
       5日後の10月11日に開場するそうだ。

       TVでは、
       最後となるマグロのセリや
       魚屋、練り物屋、干物屋、すし屋などといった
       店舗の悲喜こもごもの情景が映し出されていた。

       そして、今日は豊洲へ、豊洲へと向かう車の
       行列。

       みな、
       「寂しいけど、これも歴史。新しい市場での
        IT導入の注文など、楽しみもある」
        (築地はIT条件が悪い)
       というようなことを語っていた。

       機会があったら、
       私も社会勉強を兼ねて一度は訪ねてみたい。