一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

流行語大賞

2018-10-27 09:44:38 | 雑記



      今年も流行語大賞が聞かれるようになった。

      どうでもいいことだけど。

      そう思いながら、
      いかに言葉というものが生(なま)もので、
      あっという間に”旬”が過ぎてしまうことに
      驚いている。

      まさに「光陰矢のごとし」である。

      今年の2月、
      ピヨンチャン(平昌)冬季オリンピックで
      流行した
      「そだねー」
      「もぐもぐタイム」
      なんて、
      あれ? いつのことだっけ?
      なんて思うし。

      昨年の新語・流行語大賞に選ばれた
      「インスタ映え」なんて、
      やっと意味が分かるようになったら、
      今やもう、それは古く、
      「ばえる」
      というのだそうな。

      で、今年のノミネートを見ると、
      セクハラ、パラハラによる「謝罪会見」
      限りなく廃刊にちかい休刊となった「新潮45」
      ボクシング問題の「奈良判定」
      カンヌ映画祭で評価された「万引き家族」
      2年後の東京オリンピックに向けて「サマータイム」
      等々。

      注目したのは、
      星野源三郎の本で話題となった
      「君たちはどう生きるか」
      だが、候補にあがっていることすら知らなかった。

      しかし、
      30ほど上がっている候補で、
      ほとんど知らない語が半分あるのに、これまたびっくり。

      
      これは、
      いかに流行語とほど遠い生活をしているか、
      であって、
      褒められることでもないだろう。

      私個人としては、
      ボランティアの男性(78歳)が発した、
      「自己責任 自己完結」
      あたりを推したいところだが、
      候補にすら上がっていない。

      まあ、
      日常が新語に疎い生活だから、
      どうでもいいことだが。

      ※ 写真は昨年2017年の流行語大賞