今朝ちょっと寝坊して6時半に散歩にいった。
そしたら通りがかりの公園でラジオ体操を
していた。
なつかしい。
子どもが小学生のころは叩き起こして通わせ
たものだ。スタンプを押してもらうために。
それが一日のはじまりだった。
もはや職場にも学校にも所属していない私は
ほとんど無縁である。
だけど、あの音楽を聴くと自然に手足が動く。
よくしたものだ。
そもそもラジオ体操がはじまったのは1928
年(昭和3)という。
当初は指導員の号令だけで伴奏はなかった。
それが二代目ラジオ体操として発足したのは
戦後の1946年(昭和21)。
服部正作曲でハ長調の曲だった。
三代目がその五年後で、やはり服部正作曲の
ニ長調に変更。
それが現代の「老若男女を問わず誰でもでき
る」体操の基礎となった。
ラジオ第二体操はよく覚えている。
中学になってから先生から教わったのだが、
始まりはもっと早く、1952年にはできていた。
ただ、学校では採用しなかったのねえ。
でも、運動会などで、第一の次に第二体操を
すると新鮮で、ちょっぴり優越感にひたったも
のだ。
これも他愛ない話。
久しぶりに見たラジオ体操は昔日のことを
思い出させた。