およそテロとは無縁と思われる南仏での惨劇、
花火を楽しんでいたところだったという。
このところのゲリラ豪雨も日本各地に被害を
もたらしている。
いつ何が起きても不思議ではない今日、
のんきな話で恐縮だけれども、
また旅のつづきをしてみたい。
今回泊ったのは福岡市内のホテルであった。
読書会の後、懇親会があり、二次会にも参加、
さすがに三次会は遠慮してホテルに帰った
のは10時半。
(チェックインは先にしておいた)
それからバスや荷物の整理などしてベッドに
入ったのはシンデレラタイム過ぎ。
ホテルは決して嫌いではないし、
非日常を楽しむ気持ちはあるのだが、
どこかよそよそしい、
生活感のないのが災いして、
いまいち落ち着かないことが多かった。
ところが今回は多少(?)アルコールも入って
いたせいか、気持ちよく眠れた。
そして目が覚めたのが早朝4時半。
これはいつもと同じである。
習い性なのか、体内時計がそうなっているのか。
窓のカーテンを開けると写真のとおり、
ちょうど日の出の時刻である。
ホテルの下がお堀みたいになっているのに
昨夜は気づかなかった。
ホテルの朝食は昨夜、断っていたので、
散歩を兼ねて近くのコンビニへ。
24時間オープンのコンビニはこんなとき
便利である。
サンドイッチ、牛乳、ヨーグルト、淹れたて
のコーヒー(ビッグサイズ)を買って自室へ。
ほぼ日常の朝食となった。
(実は夕べのうちにホテルの近くにコンビニ
があるのを確かめておいたのである)
それから知人と約束した9時半まで、
持っていった本と、前日の資料に目を通して
至福のときを持つことができた。
もしかしたら家にいるより充足していたかも
しれない。
いつもの旅より疲れなかったのはそのせいか。
いつもは旅から帰って2~3日はぼおっと
して日常に戻るまで時間がかかるのだが、
今回は切り替えがすぐできた気がする。
まさかこの齢で旅慣れたというわけでも
ないだろうが。