一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

場所が変わっても

2016-07-16 20:31:27 | 雑記


       およそテロとは無縁と思われる南仏での惨劇、
       花火を楽しんでいたところだったという。
       このところのゲリラ豪雨も日本各地に被害を
       もたらしている。
       
       いつ何が起きても不思議ではない今日、
       のんきな話で恐縮だけれども、
       また旅のつづきをしてみたい。 


       今回泊ったのは福岡市内のホテルであった。
  
       読書会の後、懇親会があり、二次会にも参加、
       さすがに三次会は遠慮してホテルに帰った
       のは10時半。
       (チェックインは先にしておいた)

       それからバスや荷物の整理などしてベッドに
       入ったのはシンデレラタイム過ぎ。

       ホテルは決して嫌いではないし、
       非日常を楽しむ気持ちはあるのだが、
       どこかよそよそしい、
       生活感のないのが災いして、
       いまいち落ち着かないことが多かった。

       ところが今回は多少(?)アルコールも入って
       いたせいか、気持ちよく眠れた。

       そして目が覚めたのが早朝4時半。
       これはいつもと同じである。
       習い性なのか、体内時計がそうなっているのか。

       
       窓のカーテンを開けると写真のとおり、
       ちょうど日の出の時刻である。
       ホテルの下がお堀みたいになっているのに
       昨夜は気づかなかった。

       ホテルの朝食は昨夜、断っていたので、
       散歩を兼ねて近くのコンビニへ。
       24時間オープンのコンビニはこんなとき
       便利である。

       サンドイッチ、牛乳、ヨーグルト、淹れたて
       のコーヒー(ビッグサイズ)を買って自室へ。
       ほぼ日常の朝食となった。
       (実は夕べのうちにホテルの近くにコンビニ
        があるのを確かめておいたのである)

       それから知人と約束した9時半まで、
       持っていった本と、前日の資料に目を通して
       至福のときを持つことができた。
       もしかしたら家にいるより充足していたかも
       しれない。 
       
       いつもの旅より疲れなかったのはそのせいか。
       いつもは旅から帰って2~3日はぼおっと
       して日常に戻るまで時間がかかるのだが、
       今回は切り替えがすぐできた気がする。
       まさかこの齢で旅慣れたというわけでも
       ないだろうが。
       

       

       
       

機内サービス

2016-07-16 07:15:00 | 雑記



     たしか半年前に乗った機内では
     往きは(早朝だったが)
     ドリンクサービスはあった。

     帰りは翌日の夕方だったが無かった。
     あれっ?
     時間帯によって違うのかなと思って、
     それっきり追及することもなく忘れてしま
     っていた。

     そして今回。
     往きも帰りも無かった。

     その代わりにあったのはメニュー表である。
     (以前にもあって気づかなかったのかも
      しれない)

     値段はコーヒーの場合、コンビニ並みである。

     一斉にこうなったのか。
     あるいは航空会社によって異なるのか。
     はたまた座席のグレードや、時間帯によって
     違うのか。

     いずれにしても、業務の合理化につながるの
     だろう。

     いつも満席のお客に一人一人好みを聞き、
     ドリンクのサービスをするCAさんに同情
     していたから、尚更そう思う。

     それに、
     お客はほとんどが水などのペットボトルを
     持っている。
     ペットボトル飲料がこれほど普及した時代、
     たった二時間内ほどの国内フライトで、
     ドリンクサービスは要るだろうか、常々
     そう思っていた。

     見ると、
     オーダーで頼む人もほとんど居なかった。

     時代が変われば機内サービスも替わる、
     そう実感した旅であった。