一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

上空は晴れ

2016-07-09 08:10:08 | Weblog




      九州は暑かった。
     まだ梅雨の明けていない福岡だったけど、時折
     日差しがさして、関東とはちがった暑さ。
     (関東も相当に暑かったらしいが)


     読書会は盛会に終わりました。
     主宰者によると、一泊二日で開催してもよかった
     ほど充実したテーマだった、ということです。

     私は、現役女子大生が参加してくれたのがうれし
     かった。
     卒論のテーマに「森崎和江」を考えていて、
     前日、紀伊国屋で拙著の『評伝 森崎和江』を
     買って徹夜で読み、参加してくれたのでした。

     思わず、こんなことを強調してしまいました。

     森崎和江はフェミニズムやジェンダーといった
     枠組みではとらえられない、スケールの大きい
     思想家です、と。

     学生はつい大学のエライ先生などの著書を
     読んで、頭でっかちの思想にとらわれがち
     ですから。
     (何を隠そう、私もン十年前の学生時代に
      そんな記憶があるのです。
      いま思うと恥ずかしいかぎり)

     関東に帰っても梅雨のつづき。
     暑さに弱い私は身も心も萎えそう。
     梅雨が明ければ明けたで、もう朝からあの
     ぎらぎら太陽に負けた!! と戦闘力ゼロ
     になるのです。

     こんなことを嘆くのは目の前にテーマが
     三つほど抱えているからです。
     まずは、直前に迫った、ある人との対談を
     準備せねば。
     それには過去に読んだいくつかの本を再度
     通読しなければなりません。

     といいながら、惰眠をむさぼってひたすら
     体力の回復につとめているところです。
     
      
    
     ※写真は梅雨雲を下に快晴の上空のもよう