一枚の葉

私の好きな画伯・小倉遊亀さんの言葉です。

「一枚の葉が手に入れば宇宙全体が手に入る」

由比小町

2013-07-12 14:16:14 | 雑記
   

      鎌倉文学館にいったときに白くて
      (花の芯に淡いピンクの混じる)
      ミニバラの名前を募集中というブログをUP
      した(6月8日)が、昨日ポストに入っていた
      ミニコミ誌に載っていました。

      「由比小町」と決まったらしい。

      
      私はもう一つの紅いミニバラ「かまくら小町」
      にちなんで、ほとんど何も考えず、発作的に
      「かまくら小園」と書いて箱に入れたのだった。

      後日、市役所にいった折、玄関に白いユリの
      鉢植えが飾ってあって、見ると「かまくら小園」
      の札が付いている。
      ふふ、と笑って、これで落選(?)したな、と
      思った。

      記事によると1857通の応募者があって、
      うち14通が同名の案だったという。
      文学館の住所は「長谷」になるが、最寄りの
      江ノ電の駅名は「由比ヶ浜」で、その先には
      まさに由比ヶ浜の海岸が広がっているのである。

      ぴったりの名前。
      可愛らしく、人にも愛される名前。
      その意味ではまったく異議なし、である。

      ところがこのところの猛暑、酷暑、極暑つづきに
      ちょっと体調不良の状態に。
      (前回、関東地方の梅雨明けを書いたが、その翌
      日には全国的に梅雨が晴れ、ちょっと間抜けの
      内容になってしまった)

      報道では連日、熱中症予防をうながしているので、
      気をつけてはいるのだが、どうやらその寸前まで
      いってしまったようだ。
      (「鬼の霍乱」?)


      日頃から寝て食べ、水分摂取を心がけ、決して無理
      をしないことを大原則としているのだが、
      めずらしくムカムカして食欲不振に。

      それでどうするか。
      私の場合、一食でも抜くとまったくその日から役立た
      ずの動けない人間になってしまうので、
      (思考力ゼロ、掃除もできない)
      ムカムカの間隙をぬって食べたいものを探し、
      取りあえず、少しでも「食」で満足を得ようとする
      のである。

      この際、栄養バランスがどうの、蛋白がどうの、と
      いったことは問題外。
      口に入れたいもの、食べてちょっとでも元気になる
      もの、今日も生きてて良かったなァという食材が優先
      となる。

      本来、動物はそういうものかもしれない。
      狩りや食物を採取して、食べたいだけ食べて、お腹
      いっぱいになればお終い。満腹になっても冷たいもの
      や甘いものを食し、それでも満たされずに嗜好品に
      手を出し、飽くことなく「食いさがる」。

      これも乱れに乱れた食生活を戒めるなにかの啓示かも
      しれない。
      そう思って、しばらくは極めて狭い「食」でこの暑さ
      を乗り切ろうと思う。