Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

千葉市美術館所蔵新版画―進化系UKIYO-Eの美

2021-09-11 11:08:00 | Weblog
日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール 2021年8月25日~9月12日
大阪高島屋7階グランドホール 2021年9月15日~9月27日
その後山口県立萩美術館・浦上記念館、千葉市美術館へ巡回(巡回情報は図録参照)

 なんで千葉市美でやらないんだ?と思ったら千葉市美でもやるのね。浮世絵の進化系として位置づけたので浮世絵と新版画の間の小原古邨、山本昇雲から始まるのがいいと思った。渡邊版とそれ以外、私家版というセクションも版画なので適切。役者の似顔、屋号だけのものも役者名をキャプションであげてもらうと歌舞伎好きはなおうれしいでしょう(さすがに少し昔なので屋号だけではわからない人も)。江戸時代の役者絵は歌舞伎だけでなく美術でももっと見ようよ、と思ったりするが新版画のほうは新版画でなく歌舞伎でも少しみてもいいのかもしんない。新版画を概観できるいい展覧会ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

画業60年のかわいい伝説 花村えい子と漫画

2021-09-05 18:32:25 | Weblog
川越市立美術館 2021年8月7日~9月12日

 コロナで延期してたら花村先生はなくなってしまって残念。貸本漫画からの長いキャリアの漫画家で、絵は見たことあったけど私の認識はレディースコミックだな。川越女子~女子美というのは知らず。今ウェブで自身の先祖をモデルにした『花陰の女』が読めるので読んでる。面白いけどスマホだと読みにくい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躍動する歌舞伎―歌舞伎役者はアスリート!?―

2021-09-04 23:56:50 | Weblog
国立劇場伝統芸能情報館 2021年6月2日~9月21日

 オリンピックパラリンピック関連企画なのかな?スポーツ史の監修者を外部から呼んで運動能力に注目して役者絵等が展示されているのだが、私はのぼる、飛ぶ、跳ねるに注目して展示された鯉つかみの小道具の鯉とかに見入ってしまった。上演時の写真が少し古めのもの等もあって楽しかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファッション イン ジャパン 1945-2020 ―流行と社会

2021-09-04 11:09:57 | Weblog
国立新美術館 2021年6月9日~9月6日

 行きたいと思いつつ自分にとっての緊急性が弱く会期末ぎりぎりになってしまった。これある程度年いってるほうがより楽しめる(あの時こういうの着てる人いた!とかあるから)。そして自分が体験してないところは朝ドラ「カーネーション」の知識等で補う。大展覧会なので会場が新美術館になることは大いに理解するのだけれど、見ると服欲しくなるからデパートとかでやってもよかったかも。そして難しいのはわかるんだけどマネキンには靴・靴下も欲しかった感。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸絵画と笑おう

2021-09-02 09:45:13 | Weblog
千葉市美術館 2021年7月13日~9月20日

 コレクションによるテーマ展。あまり単独の解説もないような作品をよく調べて飾ってあって結構だが、前川千帆と続けてみると点数が多くて倒れそうだった。芦雪の雀が須田悦弘のコメにありついててよかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前川千帆展

2021-09-02 09:39:50 | Weblog
千葉市美術館 2021年7月13日~9月20日

 平木浮世絵財団てこんなコレクションもあるのか(そして佐倉の鯰絵と合わせて平木ツアーをしてしまっている)。創作版画の前川千帆ってマンガもやってたのか(知らなかった)。ほっこりのんびりする感じ。温泉の浴泉譜も蔵書票もいいんだけど、知名度の問題もあるし、美術館での展覧会という形式にそんなに合わない人なのかも……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビスのせかい

2021-09-02 09:33:22 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2021年7月27日~2022年1月10日

 民俗の展示室でやってる特集展示結構面白いのでなるべく見るようにしている。恵比寿がエビスなのはエビスビールだからでしたよね。エビスって豊漁の神様で、商売の神様でもあり、豊作の神様でもある。鯛がブリとかカツオに変身したりもするのか。大黒とセットで大展覧会でもいけそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

特集展示 鯰絵のイマジネーション

2021-09-02 09:25:06 | Weblog
国立歴史民俗博物館 2021年7月13日~9月5日

 黄雀文庫=リッカー・平木の佐藤光信氏のコレクション。浮世絵をちゃんと知ってる人が集めて、専門家が仕立てた鯰絵(安政地震の版画)の展覧会。鯰絵って浮世絵というより瓦版の文脈で取り上げられてきたけど、浮世絵からやってわかることもたくさんあるな。ということは、死絵(歌舞伎役者とかが死んだときに出る版画)もがっつり浮世絵の研究者が(歌舞伎の、じゃなくて)やったらもっといろんなことわかりそう……。鯰意外とカワイイのもよい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする