Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

特別展覧会 妙心寺

2009-04-19 00:35:14 | Weblog
東京会場 終了済み
京都国立博物館 2009年3月24日~5月10日

京都会場も見てきました。この展覧会は京博が仕切っているようなので京都で見る意味があります。展示会場の設備はもちろん平成館のほうがいいわけで平成館のほうがきれいではありましたが、意味と構成は京博のほうがいい、というか京博の会場に合わせて構成してるのかな・・・・・・。その割にはきちきちだけど。それなのに東京のほうが人がわらわらいた気がする。微妙に狩野元信特集だったりした。蕭白の福島正則像、いたんだので作り直させたそうですがなぜに蕭白に?三酸図と虎渓三笑図って人物パターンなど似るのか。隣が大きくてメトロポリタンの山雪「老梅図」小さいのが目立っちゃう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋城特別展 江戸時代尾張の絵画 巨匠 中林竹洞

2009-04-19 00:19:22 | Weblog
名古屋城 2009年4月1日~5月6日

「巨匠」うーん尾張の絵画としてはそうですね。名古屋から京都へ出て活躍した江戸時代後期の文人画家です。ちゃんと調査して集めた感じの漂ういい展覧会です。確かにこの人は蕪村より大雅が好きそうだ。日本の米法山水ばかりマニアックに集めて見てみたい。嵐山にも米点風。京都も米法。中国のフィルターを通して現実を見るのか。文人画家の屏風ってなんか矛盾してない?で、お手本になる絵は小画面だから屏風って難しいんだろうな、と思いました。中国絵画のクイズ問題かと思うほど中国の画家をパターンでまねっこ。十便十宜の模写なんてしてるんだな。竹洞ってすごい本出しまくってる。本からもなんかできそうだ。この展覧会のために『平安人物志』を借りて用意してるなんて偉い~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする