岐阜県美術館 2020年7月23日~9月13日
兵庫会場は中止ということで岐阜でできてよかったな。虎で有名な日本画家。系統としては南画文人画系統で、明治時代パリ万国博覧会、セントルイス万国博覧会で金牌受賞。団体に所属してないと名前と活動つたわりにくい、のだが明治大正戦前までは筋のいい支持者をつかめば独立した画家でもやってけたんだな。現行の美術史は団体とか公募展とか雑誌とかに出てる人で組んでるのでそこからは漏れている(のは問題だけど、漏れがあるという前提で使えばそれはそれで)。虎の絵、大変見ごたえがありますが、回顧展で虎ばっかり見てるとみる方は食傷気味だったりして、比較検討する機会として美術史研究には寄与する回顧展という形式が絵の鑑賞という点ではすごく不自然なことを実感した。猫や虎の毛はとても細かいけど岩は雑(渡辺小華、その父崋山もそうだったもんな)とか、日本画で油絵風の写実を取り入れる一つの答えだなとか大変興味深い展示でした。
兵庫会場は中止ということで岐阜でできてよかったな。虎で有名な日本画家。系統としては南画文人画系統で、明治時代パリ万国博覧会、セントルイス万国博覧会で金牌受賞。団体に所属してないと名前と活動つたわりにくい、のだが明治大正戦前までは筋のいい支持者をつかめば独立した画家でもやってけたんだな。現行の美術史は団体とか公募展とか雑誌とかに出てる人で組んでるのでそこからは漏れている(のは問題だけど、漏れがあるという前提で使えばそれはそれで)。虎の絵、大変見ごたえがありますが、回顧展で虎ばっかり見てるとみる方は食傷気味だったりして、比較検討する機会として美術史研究には寄与する回顧展という形式が絵の鑑賞という点ではすごく不自然なことを実感した。猫や虎の毛はとても細かいけど岩は雑(渡辺小華、その父崋山もそうだったもんな)とか、日本画で油絵風の写実を取り入れる一つの答えだなとか大変興味深い展示でした。