Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

ー大衆芸能を彩った女性ー魔術の女王 松旭斎天勝

2017-02-19 22:54:14 | Weblog
国立演芸場1階・演芸資料展示室 2016年12月1日~2019年3月25日

 明治末~昭和初期に活躍した女性奇術師初代松旭斎天勝。引田天功の天も天勝の天ですよ。演劇やダンスと組み合わせた興行をしてて「石橋」とかもかけてたようだ。出てた映画とか部分的にでも見たい。パンフレットとか写真だけでは隔靴掻痒。
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特集陳列 お水取り

2017-02-19 01:53:26 | Weblog
奈良国立博物館 2017年2月7日~3月14日

 去年も見に行ったようで「東大寺のお水取り(修二会)に合わせて関連する美術品を展示。神仏習合的な行事なことがよくわかった。それでも五体投地をやるの知らなかった。
と書いてた。ほとんど同じこと書きそうになった。宮曼荼羅みたいな東大寺曼荼羅もあるんだ。お水取りって1260年もやってるんだ、すごい、と付け加えておこう。
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白描の美ー図像・歌仙・物語ー

2017-02-19 01:39:22 | Weblog
大和文華館 2017年1月6日~2月19日

 まじめで大変良い展覧会だが、よく見るときれいでも色がないし一般的に有名な作品でもないので広報とか相当辛そうな展覧会。開催したことがまずえらい。商業的にいくなら漫画とかへ持ってく手もあったかも。墨で描いてても面とグラデーションのある水墨とは違う、ということ理解したつもりですが、岡田為恭は水墨と言えなくもないな、重なり合う範囲もあるな、と思った。展覧会は「日本の」白描なんだと思ったが、もともと中国、朝鮮にもきっとあったよね?
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台北國立故宮博物院北宋汝窯青磁水仙盆

2017-02-19 01:08:17 | Weblog
大阪市立東洋陶磁美術館 2016年12月10日~2017年3月26日

 北宋の汝窯の青磁は確かに美しいですが「人類史上最高のやきもの」っていつから誰が言い始めたんだろうというのも気にはなりました。水仙盆と言ってるけと水仙の球根を生けるために作られてたかどうかはわからない(ペーパークラフトの水仙で再現してたけど)。犬や猫のエサ入れという俗称もあったそうな。高級なエサ入れですこと。台北故宮博物院から北宋汝窯の青磁水仙盆4点、清朝の景徳鎮官窯で作られた倣汝窯青磁水仙盆1点、そして東洋陶磁のコレクションから1点。特別に台を作ってその中に付属品が入れられるようになってるの面白い。気に入ったからって500年以上前に作られたものに底に自分の作った詩を刻ませるんだな皇帝は。貫入の有無に結構差がある。比べて見られる貴重な機会でありました。
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