Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

大琳派展―継承と変奏―

2008-10-10 01:03:24 | Weblog
東京国立博物館 2008年10月7日~11月16日
満漢全席みたいな展覧会。国家権力で集めたな(笑)。光悦・宗達もいっぱい出てるし、宗達は養源院杉戸も来てるし、風神雷神そろい踏みはあるし、光琳の紅白梅がない以外は大体琳派なら何でも出てるのでは?抱一とか其一、出そうと思えばもっとありそうだけど面白いものを出そうとしている感じ。永田友治が気に入りました。
いろいろ見られていい展覧会なんだけど、大琳派展ということで拡散気味な感じもしました。あと動線が嫌がる人は嫌がる時計まわりだったようですが・・・・・・
まあ天下の東博なら苦情も怖くないか。
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正木美術館 開館四十周年記念展 禅・茶・花

2008-10-10 00:54:21 | Weblog
東京美術倶楽部 2008年9月23日~10月12日

正木美術館の出開帳。10年前には根津美術館でやってた。なかなか不便な所にあるので出開帳はありがたい。展示はおしゃれな日本美術展。和楽な人とかさらにはブルータスな人とか現代美術よりの人も狙っているのか?印刷物のデザインも、イベントもそんな感じだ。遠い露出展示と近いケース内展示はどちらがいいか。現代美術の須田悦弘作品、雑草をスポットで照らすのは親切といえば親切。須田作品と思わせて単なる一輪のいけばなとかあっても面白いかも。能阿弥の蓮図にちなんで蓮、とかじゃないんだな。喚舟「仙人図屏風」は道教の八仙人で好きです。
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