Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

燕子花図と藤花図

2006-05-07 22:47:46 | Weblog
根津美術館 4月15日~5月7日
明日から根津はしばし休館。表参道のランチ(クリスタリーヌ!最高!)の後いってみました。吉野龍田図は美術史的にはやりにくいものですが絵としては面白いですね。かきつばたはフォトジェニックで切り取っても決まるというところも人気のもとかなあと。藤花図は実物はおっ!と思いますが図版だといまいち。シアトルの烏見損ねましたが、その代わりに其一「夏秋山水図」なのね。これはグラフィックなところと写実的なところが混在しているのが面白いですね。いつもながら。おお根津には鶴沢探鯨もあるんですか・・・・・・。
新装開館を楽しみに。
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石橋財団50周年記念 雪舟からポロックまで

2006-05-07 01:30:31 | Weblog
ブリヂストン美術館 4月8日~6月4日
久々にブリヂストンの展示を見ました(日本美術、特に古美術優先の展覧会行脚をしているので)。大原美術館と似てますねえいまさらながら。サイズが全般的にブリ美サイズ(小ぶり)ですが。日本における印象派・フランス近代マンセーをリードした美術館活動としていつか功罪ともに批評の対象になるでしょう。地中海古代をのぞけば川村とかも同じ傾向なんだけど(いってないけどポーラも?)。てゆうか集客のためにコレクションがなくてもその傾向に全国的に迎合しているわけですが。
ワタシは石橋美術館所蔵の日本・東洋古美術が見たくていったのです。石橋美術館の日本古美術は見るべきものがあるとはいえ東京の展覧会に出ることはまれで(わざわざ九州までトラックを出して借りるほどのものは石橋でも重要だからそうカンタンには貸してくれないのだろう)、またわざわざ見に行くほどのこともなかなかなく見ないままでした。
展示が普段古美術展示しない館なんだなあと改めて感じさせられました。外国の美術館の東洋美術の展示みたい。雪舟は極めて明代絵画的。応挙は応挙と縁もゆかりもあるけど何パーセント応挙なんだろうか・・・・・・。こういうの確かMIHOにもなかったっけ。
ということで日本・東洋古美術が行く動機ではあったのですが、近代洋画の名品を堪能して帰ってきたのでした。

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神々と出逢う―神奈川の神道美術―

2006-05-07 01:13:21 | Weblog
神奈川県立歴史博物館 2月18日~5月7日
いい展覧会です。神仏習合もあって仏教美術と神道美術は分けがたいところがあるし、でも神社のモノってあんまり見る機会がない。図録が売り切れていました。
ワタシ的には江島神社の酒井抱一のへちゃむくれ(パタリロみたいないいかた)の亀の絵馬がヒットでした。普通は神像などが見どころかと。
ただいつも思うのがここの特別展会場のハード面の問題。自然系を別の館にしたときに大改修をしているのですが、そのときに特別展と常設展の階配置も含めて検討する余地はなかったのでしょうか。基本的にはハードの制約を受けて独自展は計画されるべきとは思うのですが、こちらは狭すぎですよ・・・・・・。
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