とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

モンテ社長の解任劇

2015年11月27日 | 日記

 今日の朝刊には驚いた。山形県を代表するサッカーチーム・モンテディオ山形の高橋社長の解任劇が大きく報道されていた。県民の心をひとつにして、喜びや悔しさ、期待を一身に背負ったプロチームの内側で何が起きたのか、紙面では感じ取る事は出来ない。
 辞めることと、辞めさせられることは違う。責任を取ることと、責任を取らされる事も全く違う。各紙のニュアンスは違うが細谷副知事が「JI残留の目標が達成できなかった責任を取ってもらう結果、辞任してもらう」と会見で述べている。他県のチームでも同様の措置があるから山形県でも結果責任は社長が取るべきであるとしている。
 サッカーチームを運営する、株式会社モンテディオへの山形県の影響力は絶対である。臨時株主総会を開催してまでの最後通告に高橋社長は「えっ 何で」と思ったと報じているが、辞任せざるを得ない
 モンテディオ山形にはたくさんのファンがいて、サポーターがいる。県民やファン・サポーターに何の前触れもなく、突然の解任劇に納得する人はいない。公権力の怖さが印象に残り、後味の悪さだけを残す結果となった。
 2014年の天皇杯決勝戦の活躍や、JI昇格の県民の喜びは今でも心に残る。高橋社長の功績をたたえる声も大きかった。手のひら返しをしない山形県の心の大きさを見せて欲しい。

 

 

コメント (3)
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