とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

歴史ある酒田花火ショー

2017年08月06日 | 日記

 酒田港まつりの最大イベント、恒例の「花火ショウ」が最上川河川公園を舞台に、12000発の花火が打ち上げられた。本部席は勿論のこと、最上川対岸の住宅街空き地や、小高い建物、跨線橋の歩道や村はずれ等に集まって夜空を見上げ、楽しんでいた。FMハーバーラジオの実況放送があるので、どこにいても進行アナウンスがあり本部席さながらの臨場感が味わえる。ゲスト朝倉さやさんのトークと歌も聞けた。
 酒田の花火大会は、川開きから始まっている。昭和4年7月25日に酒田港が第2種重要港湾に編入され、全町あげての祝賀会が琢成第2尋常小学校体操場で盛大に開催された。これは、明治43年に酒田港は船川港(秋田県男鹿市)と争って負けた。その後最上川改修工事を進め、3000トン級の商船の出入りを目標として政府や港湾協会に陳情を繰り返し、やっと念願が叶い、喜んだ酒田商工組合連合会で花火大会を実施したのが始まりである。
 仕掛け花火や、早打ち花火など百数十発が打ち上げられ、大歓声と拍手となった。川開き大会継続の声が高まり、恒例行事として実施されるようになり、現在に至っている。昭和初期は屋形船や遊覧船が70隻もの船が川面に浮かび、港内はいっそうの賑わいだったと聞いている。酒田花火大会の歴史を感じる

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