とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

地域の学校

2018年07月07日 | 日記

 学校は地域との深い関係の上にある。特に小、中、高は地域の色に染められている。そこに、教師の新しい知識と、訓練された教育が加わり、生徒を通して地域に同化し、地域が変わる循環の繰り返しと思う。学校門前町は、学校が移転すれば街並みはガラッと変わってしまう威力も持っている。
 学級のクラス替えは、子供たちの新しい刺激であり、固定された上下関係や、生徒関係をやわらげる役割がある。少子化の中で学校統合の大きな意義である。
 田川地区高校再編計画の中に中高一貫高校として、県立中学校の建設が折り込まれていた事に、再編の終わった飽海地区の猛反対は、当然と言える。中学校再編が終わったところに、新規の県立中学校に、飽海地区から生徒がなだれ込めば、中学校秩序は崩れ、高校にも波及する。これに、県教育長は昨年12月議会で先送りを表明していたが、6月議会で計画通りに進めることが可能であると明らかにした。
 文教公安委員である「私が言わなければ誰が言う」の想いで教育長に質した。「県教委は県民の声を聴くとパブコメを公募したが、結果の公表もしていない。多くの反対意見に聞く耳も持たず、県教委の正しい根拠は何か。光陵高校の工業学科の削減は、生徒が集まる努力したいので、一年待って欲しいと酒田市あげて懇願している。県教委の計画はそんなに正しいのか」
 答弁は「計画通り進めるとは言っていない。光陵高校は総合的に検討してみる」だった。分かった様で分からない。

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