蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

ティファニーで朝食を(映画)

2023年07月25日 | 映画の感想

ティファニーで朝食を(映画)

誰もが振り向くような美女のホリー・ゴライトリー(オードリ・ヘップバーン)は、ニューヨークで寸借詐欺や刑務所にいるマフィアのメッセンジャーをしては、取り巻きと部屋でパーティを開く毎日だった。ホリーと同じアパートに暮らす作家の卵のポール(ジョージ・ペパード)にはパトロンの2E(パトリシア・ニール)がいて、それが筆が進まない原因になっていた。ポールは次第にホリーに惹かれていくが、ホリーには生い立ちに秘密があり・・・という話。

昔、原作を読んでいたので、「あれ?こんな話だったっけ?」と戸惑ってしまった。というか、結局原作とは全く違う話で、有体にいうとヘップバーンのプロモーションフィルムという感じ。筋立て云々を語るのは野暮というものなのだろう。しかし、「ティファニーで朝食を」といえば、まずは映画を思い浮かべる人が今となっては多いはずで、カポーティは怒ったりしなかったのかな??

ヘップバーンを始めとして登場人物のほとんどが、ずーっとタバコを吸っているのが印象的だった。あとポールの愛人2Eが素敵だった。


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