蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

人間は考えるFになる

2007年06月02日 | 本の感想
人間は考えるFになる(森博嗣 土屋賢二 講談社)
著者の土屋さん・森さんは、共に大学の教員ですが、土屋さんはお笑い系エッセイで、森さんはミステリで多数の著作を発刊されています。

雑誌に連載された二人の対談を集めたものに、各人の短編一つずつを収載しています。二人の著作をある程度読んでいる人には「どこかで読んだような・・・」という話題が多いと思います。

真偽はともかく二人とも恐妻家であることが著作からは伺われますが、森さんの短編はそのイメージを利用しています。形式が対談風になっていてるので「また同じような話題の繰り返しだなあ」とボンヤリ読んでいたらまんまと騙されました。
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