園芸大好きsakkoの記録

1937年生まれの奈良のおばあちゃんのブログです。

朱雀門の上に十六夜の月が・・・

2010-08-27 06:05:30 | 旅行・お出かけ・散策など
8月25日、急に思い立って平城遷都1300年・光と灯りのフェアに行って来た。
やろいさんのブログに「光と灯りのフェア」が紹介されていた
20日から27日まで、
最終日は込むかもしれないので一日前の26日に行こうと思っていたが
明日の天気はわからない。今日行こう!!。
で、4時1分の西大寺行きで出発。
北出口に出たら、「シャトルバスは南出口ですが、雷警報が出ているので、ストップしてますよ」といわれた。
南出口まで行ったが、やはりシャトルバスは出ていなかった。
係りの人に聞いたら「行っても、入場ストップされている場所がありますよ」と
行かない方がいいような言い方。




そうなったら、引き下がらないsakkoである。歩いていこう。
市内は警報が出ていないし、平城宮跡までの道路は安全だろうし・・・
平城宮跡は
雷警報が出ているかもしれないが、音も稲光もなし・・・・
急いで帰る人と逆行しながら(私だけではないですよ)到着。




「雷警報が出ていますから建物の中にお入りください」とのアナウンス。
正面に大極殿が見える場所に避難していたら、
係りの人が近づいてきて
「大極殿に入りますか」と聞かれた
「???」な私。
「今、警報が解除されたのです。入れますよ」との事。
「時間は?」と私、ぎりぎりの時間である。
「僕がストップをかけるまではいれますよ」と
「左側の道をまっすくいってください」5分くらい歩いて
最終に入れてもらえた。



これが「高御座」(たかみくら)



高御座の説明




大極殿のしび

   


涼しい風が吹いていて、大極殿でゆっくり



横から見た大極殿



しばらく大極殿の回廊で夕風にあたりながら暮れ行く古代の静けさを味わっていた。



少しずつ灯りの用意がはじまっている。
「灯りはともされるのですか」
「又次の雷雲が発生しているようで、まだはっきり判りません」



「6時半に灯火されます」とのアナウンス
ボランティアの人も忙しく




後は日暮れをまつばかり



雷騒ぎが嘘のような入り日



コップの中に水を入れて蝋を浮かせて火をつける。




6時半まではまだ大分あるな、そこらを歩いてこようとうろうろしていたら、
大きなカメラを持ったおじさん達がが、
「ここを天平行列が通るから、このあたりがいいな」と
場所取りをしていた。
それならばと、sakkoも其処に陣取ることに。
まだ暑さの残る砂利の上に直に座って待つことに。
「天平行列は7時に出発します。ここを通るのはしばらくしてからです」
と係りの人、だんだん人が増えてくる。
カメラのおじさんのお陰でsakkoは最前列に・・・・。
ふと見上げると、行列を待つ人の頭上に十六夜の月が・・・





天平行列



大極殿まで行って引き返してくる

行列が行き過ぎて皆がライトアップされた大極殿を撮ろうとして
明かりの中に入っていく。
「明かりの中に入らないでください」のアナウンスも
携帯ギャルのマナーの悪さよ・・・・・

ガードマンさん、係りの方、皆さんすごく言葉も丁寧で
質問したら的確な答えか返って来るし・・・いいなと思っていたが、
この携帯ギャルのシルエットが写ってしまう
これだけはいただけません



係りの方の誘導のよって・・・・ギャルのシルエットは消えて
神々しい大極殿



その他いろいろな光の催しもあったが、もう帰るい事に。

シャトルバス乗り場への道を曲がらなかったので、遠回りに。
でも朱雀門の上の十六夜の月を見ることが出来た。
丁度いい日に来たな~。







急に思い立って来たものの、駅に着いたときは「どうしょうか」と迷ったが
雷さんは去って十六夜の月の平城宮跡、古代に迷い込んだ旅人sakkoであった。
こんな一人旅(?)もいいな








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