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或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

ローランギャロスは早、5日目

2009-05-28 23:59:31 | 【スポーツ】素人感覚
 錦織は骨折が判明し(今さらのネタですが)出場を見送ることになった全仏OP、実はやっぱりとりあえず追ってます。ていうか、錦織はウィンブルドンもパスしなければならない状態だったりするし……

 と、残念な事項はあるにはありましたが、個人的には一応今回もフェデラー中心、あとサフィンとヒューイットを入れておきましょう。って感じだったのですが、まずサフィンが2回戦で姿を消しました。ちょろっと見た限りでは、確かに流れを作れずにいた感じではあったようなんですが。せっかく先にブレイクしてもすぐ取り返されちゃってるなー、大丈夫かなぁと思いつつ昨日は寝て、今朝起きてみたらやっぱり負けていたという話です。
 ただ、こっちは全く見れなかったけどヒューイットは2回戦もがんばっていた模様です。ただ厳しいのが、3回戦はナダルなんですよねぇ。なんでこんなドローになっちゃってるんだよー。でもとにかくいい試合をしてもらいたいです。
 そういえばマレーの2回戦も少し見ましたが、先に2セット取られそうな勢いだったのを盛り返してましたね。(盛り返す前にこちらは寝てしまいましたが)

 で、本日フォーカスしたのはアカスソvsフェデラー。過去の対戦はフェデラーの3-0(うち1勝はアカスソのリタイア)、どれもハードコートとのこと。
 ようやっと探したライブストリーミングも画像が粗くてボールがほとんど見えなかったりしたので(笑)ほとんど雰囲気で追っかけたんですが、そんな状態ながら見始めたのは第1セット終盤も終盤、タイブレイク6-3だったかな? そのあたりからです。いきなりセットダウンの危機だったフェデラーでしたが、土壇場で踏み止まってまずこのセットを先取。

 それはいいんだけども、問題は第2セットのこれまた終盤にやってまいりました。土壇場の第11ゲームをアカスソがブレイク、続くサービスゲームもキープしてセットカウント1-1のタイに。
 第2セットから第3セットにかけては、別のことやりながらちらちらで見てた感じなのでぱっと見の印象なのですが、アカスソもいいサービスを持ってますね。これをなんとかしたいなぁ、と思わされる感じでした。

 そして問題の第3セット、フェデラーのサービスゲームで始まったのですが、どうも先ほどブレイクされてからペースが狂った感じが。
 あれよあれよという間に2つもブレイクされてしまい、ゲームカウントはアカスソの4-0に。ちょっとちょっとちょっと本気で大丈夫なんですか! フェデラー先生! こんな状態で全仏のタイトル獲りにいけるんですかー! とかなんとか叫びたくなってましたけど、この時。(笑)
 なんとか1つキープして5-1にはなりましたが、それでもアカスソのServing for the set。しかしここからフェデラーの怒涛の巻き返しが始まりました。印象としては、それまである程度受け流してきたものを一転、積極攻撃に切り替えたような雰囲気。第1セット、先にセットポイントを握られながらも3本追いついて、粘って粘ってものにした様子を思い出す感じです。ていうか、なんでそれをもっと早くやらないんだ! ロジャー! と言いたくなるような(笑)。

 お返しのサービスブレイク2つで5-5まで持ち込み、その後本日2度目のタイブレイク。
 今回は、フェデラーの2-1からアカスソのミスが続きました。いいところ狙ってるアングルショットなので入るとかなりきついと思うんですけども、それがうまくいかない。アカスソはイラつきがだいぶ表情に出てしまい、それにつけこむと言うよりは心理状態がプレイに与える影響をすっかり見透かしたかのようなフェデラーのプレイ、6-2から最後はタッチエース。いやはや、なんだこの人本当に。

 第4セットは第1ゲームこそアカスソがキープするも、第2ゲームからフェデラーが立て続けに4ゲームを連取。2 break upとなり、第3セットとほとんど真逆の流れになっていました。
 アカスソも第3セットはかなり取れる気になっていたでしょうから、その分逆転のダメージは大きかったんじゃないでしょうか。追いかけられて、追いつかれて、引き離された時には既に追いかける気力は残っていなかった、という状態にも見えました。
 さらに第6ゲームはサーブも冴えわたったようで、1ポイント取られはしたもののあっという間にキープ。そんでもって迎えた第8ゲームのServing for the match、これまたラブゲームだったんじゃないでしょうか。気づいたら試合が終わってましたよ(笑)。

 ……というわけで、もう本当にどうなっちゃうんですか? と思わされてみたり、これが王者と呼ばれた、あるいは呼ばれ続ける人のプレイなんだなと思わされてみたりで……まあ、最終的にはフェデラーはフェデラーでした、という試合になりましたが。
 とにかく今回、フェデラーのスイッチの入り方が尋常じゃなくて(笑)何よりもその落差に圧倒されました。なんせ後半は本当にFed-EXpressでしたから。コートサイド(っていうの?)のフェンス広告みたいなのがFedexで、「Europe1」なるキャッチフレーズと一緒になってたので、この試合でこの広告はいい宣伝効果でしたね、と(笑)。第4セットはエラーも少なかったしねー。きっとラリーが短かったせいだと思うんですけども。
 しかしこれ、単にフェデラーにエンジンがかかるのが遅れたと思っていていいのでしょうか。判断は3回戦まで待ってみたいと思います。慎重に。(笑)

 今日はロディックの試合もあるのでちょっとだけでも見たいなぁと思っていたのですが、前の試合のクレメントvsロクスが若干もつれ気味なのでどうか。現在、ロクスの2-1で第4セット、ロクスの3-0で第4ゲームというところ。このまま押し切れるでしょうか、ロクス。


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