ひょんなことから伊那行になった。
大学時代の知人が、伊那で畑をやっていると聞いて、見せてくれと頼んだのが今年の7月。
お米の収穫時に行こうと言っていたが、日本全国9月から天気が悪くて延び延びになっていた。今週末だって台風の余波があるそうだし、どうなっているのーーー。
南信州の伊那谷で木曽山脈(中央アルプス)と赤石山脈(南アルプス)に挟まれた豊かな土地です。冬は雪が降らないが底冷えするような寒さです。2つの山脈に囲まれた伊那谷はからっ風の通り道。
畑を見に行く前にすぐ近くにあった「寒天パパ」の工場、本社、直営店、お食事処におじゃま。
「寒天パパ」がなんでこんな土地にあるのか知らないけど、海産物の寒天を山の中でカンテンに加工するのか?
冬の風の強さと乾燥なのかな。
「寒天パパ」は新宿の甲州街道筋に直営店があって、私も興味があったのでランチを食べに行った。
「寒天パパ」は社員教育が素晴らしいので超有名です。
伊那の本社工場(伊那食品)やレストランや直売場のすさまじくキレイなこと、、、新宿の直営店のスタッフが甲州街道の道路、歩道、植え込みなどを大勢で清掃しているのを見たことがあります。
うちのスタッフも通りを清掃させているけど、徹底さが違う。うちの清掃は見えるところだけやって、何じゃこれと言われても仕方がないレベル。
「寒天パパ」は建物も素晴らしいが、トイレをまず見てください。
デパートでもレストランでも、どこかの大使館でも、こんなにきれいなトイレはありません。
従業員の対応もいいですよー。
午前中でお食事にはちょっと早かったので、喫茶で寒天をまず食べてみました。
値段は直営なので安い!
おしゃれだし、銀座にあってもおかしくないようなお店が、森の中に点在しています。
広大な敷地です。
伊那まで行くと敷地が広々としてきます。
しかも「寒天パパ」の敷地内は尋常じゃない手入れです。
今年の紅葉は残念だというけど、充分にきれいでした。
車止めはあちこちにあります。
敷地内に本社工場などいろいろ施設があるので、どこかに停めて歩いて回るのがいい。
平地じゃないので上り下りがあって変化に富んでいます。
寒天そのままと水にさらした後。
売店からは工場見学ができます。
ぶらぶら工場見学していたら12時を過ぎたので敷地内のお蕎麦屋さんへ。
長野県なので、どこでもお蕎麦は美味しい。
十割蕎麦をいただいた。
量は多くないが生まれて初めて十割蕎麦を食べました。
ぶつぶつとおそばの実のもみ殻が入っている。
美味いのかまずいのかわからなかった。
私には8割以下蕎麦の普通のほうがお口には合っているようだ。
どんぐりの季節になりました。
ナナカマドだか何だかわかりません。
ふと道端に板で囲ったエリアがあった。
何だろう、、、と見たらカブトムシの寝床と書いてあった。
落ち葉を集めていて保温がよいのかな。
寒天パパは自然を大事にしているんだな~~~。
けっこうな広さです。
来年になったらカブト虫を売るのかな?
キレイな寝床です。
「寒天パパ」の売店では、寒天入りのオニオンスープとグリンピーススープを買ってきました。
出かけたら、地の物を買うのが楽しみです。
行き当たりばったりの、いつもの旅ですねー。
今日の宿は駒ケ根に行く途中で見つけた、早太郎伝説の「ホテルやまぶき」です。温泉でまた~~~り。
夕方の飛び込みだったので、朝食も夕食もつかずに10000円以上しましたが良い宿です。
温泉はアルカリ性でぬるぬるします。
腹が減ったので、伊那の街に下りていきました。
じゃーん
ソースかつ丼。
こんなに豪華で美味しいしボリュウムがあるソースかつ丼は初めてだ。
なんでも、ここ伊奈のとんかつ屋さんの「明治亭」がソースかつ丼の発祥だと書いてあった。
ソースまで自家製で、元祖ソースかつ丼の名に恥じない出来栄えです。
口からキャベツがボロボロこぼれるのに難儀した。
なんとなく秋を感じさせますね。
出てきた時の姿は巨大なハマグリみたい。
蓋の下にキャベツがてんこ盛り。
どんぶりだって小さくないぞーーー。
偶然だったが面白いお店だった。
それと、早太郎伝説の詳しい説明を見つけてうれしかった。
じゃーん
とある村に妖怪が住み着いて、娘を出さないと、、、。それで放浪のお坊さんがお寺から犬の早太郎を借りて、箱の中に入って妖怪退治したという伝説です。
どこにでもありそうな話ですが、日本昔話で早太郎伝説は私も聞いたことがあった。
明日は早起きして2500mあたりの千畳敷に行ってみます。きっと氷点下なのでダウン持参ですよーーー。
カンテンパパ・ガーデン
http://www.kantenpp.co.jp/garden/
八ヶ岳山麓からの風景
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/f0ff9a8e8df0882ff526b1711e392643
八ヶ岳の別宅へおじゃま
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/9ba7c7e6eee5003553070d4d639fce4c
早太郎伝説の温泉から木曽駒ケ岳へ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b55e89a0d93a548eaab918b83b39fbc3