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中国漁船拿捕に思う

2010-09-25 13:07:41 | 社会・経済

隣国の中国という国は、お付き合いするには難しい国だ。

中国の国民一人一人の問題じゃなく、やはり国体が問題なのでしょう。

中国の国の仕組みに無理があるから、その無理を国外に発散させている。

経済に勢いがあるからなお更なのですが、一党独裁なので普通の法治国家と違う、覇権主義にもなっている。

国内の不満分子の目線を国外に敵を作り、あおるのが目的なのだから、そのかわし方は難しい。相手のナショナリズムを喚起するひまを与えずに処理するのが良いが、、、。

ある意味で、北朝鮮の独裁以上に危険です。

対応は、

表に出た現象だけじゃなく、裏の真意と目的を見抜いて、後手に回るのではなく、手を打たなきゃ、これからもちょっかいは止みません。

中国はならず者以上の存在です。ただ純粋な「やくざ」じゃないから、日本の姿勢や国力がしっかりしていれば、我が国に対してちょっかいはなくなるだろう。

つまり、日本が中国にとって隣国として、ライバルとしてでも、尊敬できる国になるかだ。

しかし、漁船船長を地方検察「司法」の判断で釈放しちゃおかしい。日本の政府や高官が出てきて、ドンドン発言しなきゃ。政府のトップの姿を見せ、考えを日本国民と中国に対して見せてこそ外交の始まりです。でないと、日本のトップの意思が見えません。今回もそこから政府は逃げたのでしょう。

政治主導と言ってるだけで実際は裏に逃げて、官にやらせちゃ張子の虎ですよ。まー20年間、政府不在だったし、今に始まったことじゃない。だからと言って、良いわけじゃないから、ここで政府首脳陣は頭を寄せて、逃げないで考えてくれーーーー

国防を考える必要があります。

小沢さん待望論がまだあるけど、彼は大衆迎合か政治家迎合しかないから、無理ですねー。今までフェアーでなかった彼に待望論が出るあたりに、日本社会の未熟さがある。

今回の問題も、政府の対応だけの問題じゃありません、国民全体に国の意識を問われているのです。

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昨年のトヨタの問題と似ている。

トヨタは昨年問題が起きた時に、いち早く、トップの社長がみずからマスコミの前に立ち、自社の考えと立場をとうとうと演説すれば、それ以後のことは起きなかっただろう。

クレーム隠し(それがどんなクレームだったにしろ)、外部からの事には社長がみずから立たなきゃいけない。早ければ早いほど効果はある。

時間がたって、ほとぼりが冷めてきた頃、社長が自社の社員に向って、「良く頑張ってくれた」など涙目で語るなど、お門違いも良いところ。社長の役目は外に向って、強く発言する事だ。

トップの姿が見えないと、トップの位置が見えないと、全体像(会社&国)はぼやける。

いつから、日本は会社のトップや、首相が逃げるようになったのだ、、、。内向きで社会性のなさを感じます

コメント (2)
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