「大越そば」地元では有名なお店らしい。
寒河江川をせき止めた月山湖を見渡す崖にあり、元々は別荘として使っていた建物だという。
湖に張り出した縁側で、風に吹かれて待つことしばし、、、うまそうな「板蕎麦」が出てきた。
眼前に 寒河江川、別名は店名にした大越川。
こんな見晴らしの良いお蕎麦屋さんは他に知らない。
絶景と言う言葉がぴったり。
道路から川に向かって崖を降りていきます。
お蕎麦屋さんはその崖にかろうじて乗っかっている。
山形新聞の2003年3月4日掲載の引用です。
西川町月山沢。国道112号を庄内方面に向かい、本格的な山岳地帯に入る手前、道路左側に「大越そば」の看板が見える。大井沢へと国道を下る道から駐車場へ。がけ沿いの、まだ雪の多い道を少し歩き、着いた店の玄関は普通の民家だ。
店主の奥山勉さん(63)の別荘だった建物。寒河江市で営む左官業を息子が継いだ8年前、趣味だったそば打ちの技術を生かし、店を始めた。別荘時代は近くの沢から水を引いていたが、営業用にと井戸を掘った。50メートルの予定が岩盤に邪魔され、120メートルまで掘ったかいがあり、水質は「保健所のお墨付き」という。
山形自動車道月山インターチェンジ(IC)を降りてすぐ。開通後は仙台方面の客が3分の2を占めるようになった。「山の雰囲気に合わせ田舎風に少し太め」のそばは、「ゆで加減で好みの硬さにします」。
今は眼下の雪の中に寒河江川、店名にした大越川が流れる。雪解けで水が増えると寒河江ダムの湖面が広がる。雪が早かった去年は12月も休んだが、通常は1月の閉店以外、冠婚葬祭などのほか定休日はない。好きな釣りの最中に見つけ、手に入れた土地。雪、緑、紅葉―四季折々の風景に恵まれた別天地で、「ほとんど単身赴任」と笑った。
階段を下りていと、ドンナお蕎麦が登場するか、期待が膨らんでいきます。
国道から見ても何だかわかりませんが、実に風流な場所にあった。
美味いのは当たり前で、趣味が高じてお店を持ったんだもの。
地図のURL
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=38.26.56.136&lon=139.59.57.394&sc=4&mode=map&type=scroll
月山へ登りに行く途中で下