鎌原きゅうり、なるものである。群馬の西方、入山地区とか鎌原(嬬恋)などで栽培されている、「地場きゅうり」だ。
数年前、義理の姉からもらって食ったら、食味が良くすっかり気に入って、種をもらって育てた。
皮が柔らかく・ジューシーで甘いさ。
以降、自分の畑で1本、完熟させ、種を採って、毎年育てている。
育つ姿も、右は皆が作る「夏すずみ」で左が鎌原だが、鎌原は黄緑で、結構弱弱しく見えるのだが、暑さにも耐え、多産でもある。
違い歴然か?
自家採集の種・・・・・地域や民族の文化だ。
こうしたものが、うっかりしていると、この国ではアメリカの巨大育苗メジャーに握られ、やがて、遺伝子組み換えなどのものしか口に届かなくなる危険をいつもはらんでいるから、アブね~さ。
俺は遺伝子組み換えの食い物とか、アメリカ牛肉とか、中國の食品は食いたくないのだ。
このシベリアから渡来した、ピクルス系が先祖で、その交雑種がこれらしい。
地元でも、江戸時代辺りから、ずっと自家採集して作ってきたという。
昨年自家採集の種。ここらでは7月初旬まできゅうりは蒔けるので、2度目の種まき。
わが家の3ポット・頼まれた(ほぼ押し売りだったか?)3ポットだぜ!
昨年自家採集の種が余っています。2・3年は発芽します。いる人が居たら、ご一報ください。
25日・丸オクラ初収穫。丸オクラは大きくなっても柔らかいので、すっかりこの品種が我が菜園には定着。
種まきは楽しいので、つるなしインゲン2度目と、枝豆(こちらは、来年節分用の豆にする)。
26日のちょっとだけ百姓。
枝豆は、東の軒下。日当たりが悪いが。半作を覚悟すればそれなりに育つべ?
来春まで使わない場所に、つるなし。
パッションはたわわ!
26日・・本日の収穫。つるむらさき・とうがらし(生食用)・黄色ミニは初どり。
29日の2m圏内接触者。
濃厚接触・・女房・(会社・社長・永・狩・清)・斎藤さん・6名。
会社(立ち話)・尾・石・・・・・・・・・・・・・・・・・2名。
会社(すれ違い)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4名。
タバコ屋ベーベー・にいにい・(立ち話)・・・・・・・・・2名。
私は「椎葉村在来」というしゅるいのきゅうりを作っていますが、このキュウリにそっくりです。このキュウリの出ている図鑑の書名を教えてください。原産地を知ることは、とても大事だと思っています。
確かにそっくりですね。
シベリアから、日本海を渡って、宮崎にまでたどり着いたんですね。もともと、太古から、日本海の海の道は文化を運んでましたから、頷けます。
「食材図典」小学館。
1995年8月1日・初版第8刷です。