おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

とらやの羊羹(東京都港区)

2009年04月26日 18時59分43秒 | グルメ&お酒
先日、友人から頂いた『とらやの羊羹』。甘さ控えめで、好きなんだよね(^^)v

    

小さいサイズだから、とても食べやすいですね。

ちょっと、羊羹のことを調べてみました。

○羊羹は、もともとは中国の料理で、羊の羹(あつもの)でした。これは羊の肉を煮たスープのようなものですが、冷めると肉のゼラチンによって固まり、煮凝りのようなものになります。もともと、羹は「こう」と読まれてて、「ようこう」が変化して「ようかん」となったそうです。
 日本には、禅僧によって伝えられたのですが、禅僧は肉食が禁じられていたから、小豆や葛、小麦粉を用いた見立て料理に変化し、そのうち現在でいう蒸羊羹に近いものになっていったと考えられています。江戸時代になって寒天が発見されてから、現在一般的な煉羊羹が登場し、今に至っているそうです。

いや~、知りませんでしたね。ルーツは中華料理で、精進料理っぽい発想で今の姿になったのですね。

っで、とらやの羊羹も調べてみました。

○虎屋の羊羹は、小豆を煮る作業から完成までに3日を要しているそうです。一般的には1日で作られることもありますが、この手間ひまを惜しまない工程により、虎屋の味が生まれるのだそうです。

やっぱ、美味しいものには手間がかかってるんですね(^^)v