おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

七  月

2014-07-02 05:29:02 | Weblog

 七月一日の朝九時、市の交流館の十月の句会の場所取りの競争電話を入れて先ずは希望しているD室を確保した。毎月第一の火曜日の午後の教室である。
 が、この七月の今日は一寸異例でせっかく確保してある教室をキャンセルして御食事処「やじろべえ」で、昨日撤去した展示会の打ち上げを兼ねて句座を開いた。
 先生を中心に楽しく事が運びNさんが、いつになく五句とも点が入り而もトータル最高の2
2点であった。彼女はこの日の為に百句を詠んで選んで来たと言う努力家である。
 展示会は芳名帖をつらつら眺めるに実に沢山の方々が御出でくださっていて中には句まで頂戴している人もある。来年の励みになること必定である。
やがて、句座が終わればこれらをさらりと忘れて来月までさようならと言うところが、この句座の良い所で私も久しぶりで解放された気分である。
 明日二日は溜まっている身辺整理でユウチョの用件三件、銀行の打ち込み一件と松坂屋へ行ってお中元の発送と南館の光風会百回展「洋画家たちの青春」を観て来る。
 今までの「ながら族」を廃止して一日一件を心がけて いるのに今回は此の有様である。でも中にはミステリー旅行のお金の振込みの用件も入っているので先が楽しみである。

  俳句  灼けまじと白手袋の面映ゆき 
       別れ来て糸蜻蛉とはなほ淋し
       めまとひを払いてのこの進まざり

 

 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  先 ず は 成 就 | トップ |  海部さんの回想録 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゆたちゃん)
2014-07-06 21:33:07
過日は、ご多忙の中のところ、ありがとうございました。
いろいろな友達が来て下さいました。
おかげさまでうれしい”横皺”が増えました。
さて、七月に入っても、手帳はスケジュールで一杯ですね。
羨ましい限りです。
いずれ”梅雨明け”そして、酷暑が待ったいます。
ご自愛ください。

 七月や手帳の隅の一句かな

どうも”得点”の入りそうもない句ですね。
返信する
まちがっちゃった (ゆたちゃん)
2014-07-06 22:17:54
上の句は、”切れ字”を二つも入れる大サービス。
こんなサービスは、減点以下ですね。
俳画は、太陽の下で育てた瑞々しい胡瓜で、美味しそう。
ピンと描いたトゲが、新鮮さを表わしていますね。
 
  今朝採りし胡瓜のとげの痛さかな
返信する
間違いは日常 (ユーリー)
2014-07-09 07:55:23
や、かなならまだしも。私等あの句集で、雲の峰を冬に入れてしまって、今日は訂正しおりを作ろうかと随分面倒くさがってます。それをしなければ前に進めないと言うのも憂鬱です。それと、俳句の猛者の武井さん当日交流館でキャンセルしたのを知らずに待ってらしたんですって・・・SPの責任!
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事