僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

会心巨人・怪物逸ノ城

2014年09月27日 | スポーツの話題

昨日、巨人が3年連続36回目のリーグ優勝を果たした。僕のまわりは阪神ファンばかりなので、いちおう僕は「隠れ」巨人ファンということになる。


一昨日も優勝の可能性があったけれど、テレビは地上波もBSも巨人の試合を流さなかった。ファンとしてはなんでこの大事な試合が中継されないのか、テレビ局に文句を言いたかったが、その日は幸い(?)巨人が負けて2位広島が勝ち、優勝はお預けとなった。そして昨日は巨人も広島もテレビ中継があったが、巨人が終始リードを保って快勝し、一方広島は3点リードするも阪神が7回に逆転して勝ち、巨人の優勝に協力してくれたのだ。阪神タイガーズさん、ありがとう~(「やかましいわい!」との声が聞こえる)


でもまぁ、プロ野球も、ひと頃のように寝ても覚めても巨人…というのはなくなってきた。…が、やはりこのあとのクライマックスシリーズでは確実に勝ち上がって日本シリーズに出場してほしい。また、パ・リーグは、かつてわが街・藤井寺を本拠地とした近鉄の面影を残すオリックスが、首位ソフトバンクと熾烈な優勝争いを展開しているが、日本シリーズでは巨人対オリックスの対決が実現して欲しい。


ところで、僕は昔はプロ野球と並んで大相撲も好きだったけれど、野球もトーンダウンしているが、相撲のほうはもっと…もう何年も前からテレビ中継に手に汗握る…ということがなくなった。あの貴乃花がいた時は、僕も妻も大ファンで、大阪場所になると貴乃花を見たさに春場所の府立体育館へ行ったものだった。妻は土俵の相撲を全く見ず、支度部屋から土俵への通路の一点にずっと立ち続け、土俵入りに向かう貴乃花、土俵入りから返ってくる貴乃花、相撲に向かう貴乃花、相撲から戻ってくる貴乃花をそばでうっとり眺め、時にポンポンと背中を触ったりしていた。貴乃花が引退してからも「親方姿」の貴乃花を見るために、1人で府立体育館へ行ったこともある妻である。そんな彼女も今ではほとんど相撲は見ない。


貴乃花が土俵から消え、次に「勝ちゃぁいいんだろ」と相撲を単純格闘技におとしめたモンゴルの朝青龍が台頭してきて、大相撲は面白くなくなった。今の相撲は、チョロっと横に変化したり、すぐにはたいたりする軽い相撲がとても多く、がっぷり四つに組み合って力相撲を展開する風景はごく少なくなってきた。日本人力士の優勝も、2006年1月の栃東以来出ていない。それから8年8ヵ月の間、場所にして50場所以上も日本人力士の優勝がないなんて、信じられないし、信じたくもない話なのだが…


これまで「頼れる日本人力士」の候補は何人か出てきたが、大関あたりに上がると伸び悩み、ふがいない成績で場所を終えるというのがこの頃の常識のようになってしまっている。人気のある遠藤もからっきしダメだし、地元大阪期待の新大関・豪栄道も、昨日こそ白鵬を破ったが、その前日、新入幕の逸ノ城に投げ飛ばされている。その逸ノ城は大関2人を連覇したあと、昨日は横綱鶴竜を破っている。新入幕力士が横綱を破ったのは41年ぶりだそうで、きょう、白鵬に挑む。もし優勝すれば100年ぶりだという。いやまぁ、ものすご~い力士が出てきたものだが、これもモンゴルである。やっぱりなぁ。こんな強いの、日本人のはずないよね。


白鵬の時代が終われば、次は逸ノ城の時代なのだろう…と思わざるを得ない。


日本人の名横綱というのは、もう永久に出てこないのだろうか。

 

大相撲社会の慣例により、日本に帰化しても「外国人力士」だそうです。

 

 


 

コメント
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