僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

アジア40億人の頂点…?

2014年09月23日 | スポーツの話題

    
     
     アジア大会
     
この人に解説を頼めば…?


4年に一度のアジア大会が始まった。多くの日本選手が活躍する分、オリンピックより面白いと言えるかも知れない。しかし問題は今回の開催地が韓国であることだ。はっきり言って、韓国は自国で開催する国際大会では、自国選手に勝たせるためになりふり構わず汚いやり方をしてくることが多い。昔からそうなんだ。

 
2002年、サッカーW杯が日韓で共同開催された時、韓国はベスト4にまで進んだ。…が、複数の試合(たとえばイタリア戦など)で、不可解な判定で相手国選手が退場になったりして、「韓国は審判を買収していた」ということが今でも語り継がれている。そんな国で行われる大会だから、相手が韓国選手のときは、日本選手に不利な判定が行われていないか、十分注意して見なければならない。


昨日の夜、フェンシング男子フルーレ準決勝で、北京五輪銀メダルの太田雄貴と韓国選手が対戦した。テレビで、柔道の合間にこの試合が流された。試合は15点を先に取ったほうが勝ちである。中盤からリードされた太田が相手にマッチポイントを握られながらも粘って14対14と追いついた。そして次の瞬間、太田の剣先が相手の肩をとらえ、太田の緑のランプがともり、ガッツポーズ。やった~とテレビに向かって拍手していたら、審判がそれを有効とせず試合続行。命拾いした韓国選手が勢いを得て最後のポイントを取り、歓喜の雄たけびを上げた。どうも判定がからむ勝負はこういうことがあるので後味が悪い。


そんなことを思っていたら、今日の新聞にこんなことが載っていた。
「空調、突然日本に向かい風」。どういうことかといえば…


21日に行われた男子バドミントンの団体準々決勝で日本と韓国が対戦した。日本チームは世界1位の実績を持つ。そのチームが、韓国戦で逆転負けをしたという。それも、第1ゲームは日本が取り、この時は無風。しかしそのあと館内の空調の風が強くなり、それがちょうど日本選手に向かい風となって第2ゲームを失い、さらにコートチェンジした第3ゲームでは空調の風向きが変わり、またも日本選手に向かい風となって、結局負けてしまった。バドミントンの羽根は軽いので風向きで勝負が決まる。隣のコートでプレーし、同じく風の影響で大逆転負けを喫したインドネシアの選手も「日本がコートを移動したとたんに風向きが変わった」と怒っていたという。日本のコーチは空調が操作された可能性があると日本オリンピック委員会(JOC)に報告したとのことである。やっぱりなぁ。これぐらいのことは平気でやる韓国なのだ。


その点、判定競技でもなく空調の向かい風もない水泳は、公平でいい。初日の男子200m自由形決勝の実況中継を見た人は多いと思う。優勝候補の中国と韓国の2選手の間のコースで泳ぎ、150mまではリードされていた萩野が、ラストスパートで、100分の5秒差と言うタッチの差で逆転勝ちしたのは痛快だった。萩野は昨日も200m個人メドレーに圧勝、800メートルリレーでも金メダルを獲得した。また女子200m平泳ぎ渡部(わたなべ)香生子も素晴しかった。100mではもう少しで1位だったのに、中国選手にかわされた。その無念を見事に晴らした17歳の高校3年生である。2年後のオリンピックが大いに楽しみだ。


まあ、韓国開催で良いことと言えば、時差が少ないので夜のちょうどいい時間にビールを飲みながら見られるということだろう(ナンだそれは?)。後半になると男女サッカーの決勝トーナメントや陸上競技も始まるし、10月4日の閉会式まで、大喜びしたり腹を立てたりしながら過ごしていくことになるんだろうなぁ。


それにしても、テレビ中継のアナウンサーの、例によって1人で大騒ぎする過剰な放送ぶりはなんとかならないものか。特に耳障りなのは、どの競技でも日本選手が頑張っていると「さぁ、アジア40億人の頂点に立つか!」と叫び、優勝したら「アジア40億人の頂点に立ちましたぁ」と絶叫する。何かといえば「アジア40億人!」である(うんざり)。


アジアの人口が約40億人だとしても、そこには生まれたての赤ちゃんから100歳以上の老人も、ぜ~んぶ含まれているのである。水泳であれ柔道であれ、特定の種目で優勝したからといって、わざわざ「40億人の頂点」に立つという表現は、無理に感動を演出しようという大げさ表現…というより「こけおどし表現」である。テレビのアナウンサー殿。お願いだからやめてください。「アジアの王者」とか「アジアチャンピオン」などの表現では面白くないのかもしれないけれど、僕らはマジメに試合を観たいわけで、耳障りな表現は観戦の邪魔になるだけである。とにかくごく普通に放送してほしいわけです。


それでも、テレビ局がどうしても「絶叫放送」をしたい…というなら、兵庫県の元「号泣県議」野々村竜太郎さんを解説に迎えたらいかがでしょう。


「オレはですねぇ(ぐすん)、ニッポンの、うぅぅぅ、…せ、せ選手たちがぁ、がぁ…あぁぁぁ、優勝して…して…ぐぎゃぁぁぁ…ほしいんですよぉぉぉ。がんばれぇぇぇ~わぁぁぁんギャギュギョギョォ~ククククゲゲゲゲ…グギョガギョクウウウウウ~わあああああああああ~ん


どんなオーバーな絶叫アナも、これには勝てんやろ。
 

 

 

コメント
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