羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

No Rain, No Rainbows.(ポストカード・タイトル)

2008年05月09日 12時07分54秒 | Weblog
 今日は2通の手書きのラブレターを受け取った。
 一通は、女性から。
「片岡鶴太郎12枚の絵」になるポストカードが同封されていた。
 手紙には、新刊本への愛情あふれるエールが記されていた。

 そしてもう一通は、男性から。
 しっかり私のブログを読んでくださっている方だということが解った。

 はじめに本のこと……
「……読者が意識的に参加できるような読み易さをねらって……きっと、二十年後、三十年後を見据えて種を蒔いているのだろうな……」
 今度の本のひとつの意図をズバリ言い当ててくださった。

 長い手紙の最後にこんなことが記されていた。
 一年のうち二ヶ月ほど出張していていた頃、彼は、毎晩、時代小説を読むことを日課にしていたとか。
 五味康祐、柴田錬三郎、池波正太郎、藤沢周平等の二百冊余の文庫本を読み終えて、作者が創造した架空の登場人物の生年月日を本から類推して音楽家と照らし合わせたらしい。
 その一例として、一八一〇年生まれのショパンやシューマンと柴田錬三郎作の宣教師の父と旗本の娘との間に生まれた眠狂四郎とがほぼ同い年だった、と。

 他にも「相棒」の音楽のこと等々、しっかり私のブログに呼応して応援歌を奏でてくださっている内容だった。
 今回の延々と続いた‘風邪症候群’へのお見舞い、そしてちょっぴり捻りがきいた元気付けをいただいた。
 
 つまり、男女を問わず‘ラブレター’をいただくということは、いくつになっても胸が高鳴るものである。
 
 雨が降らなければ、虹は現れない。
‘虹の彼方’に、野口体操の希望のブリッジを懸けよう!
 No Rain, No Rainbows. ポストカードのタイトルより
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花梨の実 | トップ | ‘黄金の茶室’と‘侘びの茶室’ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事