羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

おばあちゃんの知恵袋 自分でお直し

2010年02月09日 07時51分53秒 | Weblog
 昨日の日経新聞にこんな記事を見つけた。
《自分でお直し満喫 愛着ある品 長く使う 新品買うより経済的》
 臼を利用した椅子、廃カヌーを使った本棚に寄り添って満足げな夫妻の写真が載っていた。とくに臼の椅子はなかなかの出来栄え、と拝察した。
 私だって!
 先日、二十年以上も使い込んで油が乗っている‘厚焼き玉子焼き器’の修理をした。
 銅に差し込まれている取っ手の木が腐り始めて、止めてあった二本のビスうち一本がはずれて時間がたっていた。グラグラ状態でもなんとか調理していたが、とうとうもう一本のビスもはずれてしまった。
 以前、デパートの特別展で取っ手だけを売っていた。その時は気にも止めずにいたが、やっぱり用意しておくべきだった、と後悔先に立たず。
「和紙を巻いておけば、一時は使えるわよ」
 母にそう言われていた。
 和紙を用意した。よくみると銅に差し込まれている部分が細くなっている。その部分に幅3センチ5ミリ、長さ30センチの和紙を二枚重ねてクルクルと巻いて差し込んだ。ピシッとはまって、もう動かない。さっそく厚焼き玉子を作ってみた。
「もっと、早く、こうすればよかった」
 記事の締めに《気に入った物を新たに探すより、愛着のある物を使い続けたい。節約より、こちらの理由の方が大きい》本当にそうだ!そして‘おばあちゃんの知恵袋’には、たくさんの知恵がはいっている。
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