建替前の家の玄関に「火箸風鈴」が吊るしてあった。
仮住まいに際して、取り外しタオルにくるんでしまってあった。
その時すでに錆付いていた。
先日の話で思い出し、昨晩、ほぼ四年ぶりに開いてみたら、錆がより一層増していた。
そこで3種類の紙やすりで錆落としを始めた。
落とすうちに文字が浮かび上がった。
「五十一代」という文字が二本。
「明珍宗之」という文字が二本。
角ばった火箸と丸みを帯びた火箸の二種類だ。
そのうち角ばった方は書体も角ばっている「五十一代」と「宗之」。
丸みを帯びている方は右上がりですこし崩している「五十一代」と「宗之」
まったく異なった書体だ。
火箸として使う場合は二本で一膳ということだから、文字も二本で一組でよいわけだ。
ところで四十八代のあとには、同じ名前を襲名したのだろうか。
そして五十二代目の現当主が‘宗理’を名乗ったのだろうか。
そうするとこの火箸風鈴は、一代前の作品を五十二代目が‘風鈴’として使用したのか。
もう一つの疑問は、そうだとするとこの火箸は‘玉鋼(たまはがね)’が使われてはいないことになりそうだ。
なんとも不可思議な‘火箸風鈴’が出てきたものである。
仮住まいに際して、取り外しタオルにくるんでしまってあった。
その時すでに錆付いていた。
先日の話で思い出し、昨晩、ほぼ四年ぶりに開いてみたら、錆がより一層増していた。
そこで3種類の紙やすりで錆落としを始めた。
落とすうちに文字が浮かび上がった。
「五十一代」という文字が二本。
「明珍宗之」という文字が二本。
角ばった火箸と丸みを帯びた火箸の二種類だ。
そのうち角ばった方は書体も角ばっている「五十一代」と「宗之」。
丸みを帯びている方は右上がりですこし崩している「五十一代」と「宗之」
まったく異なった書体だ。
火箸として使う場合は二本で一膳ということだから、文字も二本で一組でよいわけだ。
ところで四十八代のあとには、同じ名前を襲名したのだろうか。
そして五十二代目の現当主が‘宗理’を名乗ったのだろうか。
そうするとこの火箸風鈴は、一代前の作品を五十二代目が‘風鈴’として使用したのか。
もう一つの疑問は、そうだとするとこの火箸は‘玉鋼(たまはがね)’が使われてはいないことになりそうだ。
なんとも不可思議な‘火箸風鈴’が出てきたものである。
キーワードは黒錆ですか。
その方法はいかにするのでしょう。