わすかな疲労を感じながら、今朝は坐った。
ふと思いついたイメーは、坐っている自分のからだで包めるくらいの大きさ、ちょっと乱暴にすると破裂していまいそうな薄さで透明な玉(例えば、シャボン玉)を抱えている。その状態を保ちながら、呼吸を繰り返す。
雑に呼吸すると玉は壊れる。そこで静かに丁寧な呼気と吸気で行う、というもの。
コツは、股関節・鼠蹊部を緩める感じを持つと良さそうだ。
腕も丸い玉を抱えるように開いている。
呼吸もからだも腕も、すべてが丸のイメージだ。
これはいい!
ところが時間の経過の中で、腕が固くなるのを感じ始めた。
力は入れてない筈だ。
重さに任せている筈だ。
ところが二の腕が血流不足を感じ始めて、申し訳ない!と腕を軽く動かしてみる。
腕の付け根、次第に大胆になって胸郭の中を液体をイメージしながら左右に小さく揺する。
なんと、これが気持ちがいいのであります。
ハッと気づいて、動きを止め、最後の20回を数えて終了。
少しの疲労でも、からだは部分的にかたまっているところがある、ことを実感した。
ただ、坐ればいいって、もんじゃない。
坐禅の前と後の体操は、念には念をいれて、行うこと。
本日、得た教訓であります。
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