羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

野口体操・これも上体のぶら下げ

2006年10月24日 13時55分01秒 | Weblog
めぐり逢い……恋はいつも 激しく幼くて……

ピアノがこれほどやさしい音楽を奏でられるとは……歌にこれほど人をなぐさめる力があるとは…………
「強さ」とは何だろう。きっと哀しいまでのやさしさが潜んでいるから人は強くなれるのだろう。

今、西城秀樹の新曲を聴いた。NHKのお昼のインタビュー番組。
彼が脳梗塞から復帰し歌った。ほとんど病を感じさせない回復ぶりである。
病を得てから、子供が2人生まれて、3人の父親になったという。
そして子供たちに手紙を残したいと話していた。20歳になったら読んでほしいと。

この動画に、この曲をのせたいとおもった。
若いときには力任せに歌っていた人が、病を経験することで、魂の底から言葉を発し、魂の赴くままにメロディーを歌い上げる。こうしたあり方を、からだと向かい合ったときにしたいものだ。

伸ばされている足の腿の内側に、もう一方の足の裏をやさしく触れる。そして股関節を軸にして骨盤を回転させておろしていく。足の上でそっと眠るように上体を任せてみたい。
「めぐり逢い……自分の内なるやさしさに」
……~~ゆれてゆれて……~~からだがほぐれる……~~

歌は、人が人として生まれる前から、命に組み込まれた神様からのメッセージに違いない。
歌うようにからだを愛しんでみよう。
「強さ」は、きっと、そこから生まれるのだろうから。
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