羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

95歳母の心模様

2020年11月06日 20時10分04秒 | Weblog

先日、母の施設での「窓越し面会」は、3回目だった。

いつものようにスケッチブックを持参して、こちらからの会話は筆談。

母の声は、機械を通してはっきりしっかり聞こえてくる。

直接面会ができて、一時間以上は一緒に過ごせた頃には、自宅に帰りたがることがあって、別れ際には挨拶をしないままそっと抜け出すこともあった。

今回、8ヶ月ぶりの15分窓越し面会では、そうした言葉は全く聞かれなくなった。

別れるときに両手を振ってくれて、別れがたい感じは受けている。

95歳の母と話していると、過去を惜しむことも未来を憂うこともなく、今この時の刹那だけに生きているような気がする。

瞬間、瞬間の言葉や目に入るものに反応するけれど、それは瞬時にして消えていくような、“こだわり感”が、消えているような印象を受ける。

いつもの日常とは違うことがあるとすごく喜ぶし、綺麗なものを見ると心から嬉しがる。

その反応は、ぱっと咲いてぱっと消える花火のような心の蠢きのようだ。

もしかすると、不安も消え失せているのだろうか、と思うこともある。

心にひっかっかるものは、一切ないようにも思える。

誰に対しても、ニコニコと笑顔を見せている。

 

想像が及ばない世界に、母は生きているのかもしれない。

会うたびに穏やかな母と接していると、娘としての安心の中にも、置いてきぼりされたような一筋の寂しさが漂う。

微妙。

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野口三千三のバランプレー

2020年11月06日 10時28分59秒 | Weblog

明日、11月7日(土)15時30分から70分間

朝カルオンライン野口体操講座があります。

テーマは、「感覚こそ力」力を抜く体操が生まれたわけ

野口三千三81歳頃 バランプレー を楽しむ

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