マンハッタン・レクイエム その2
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このマンレクWIN95版では、Windows10では会話などでは音声のみで表示され、テキストはほとんど無い。
しかしWindows7ではテキストも表示されるが、苦情が出たのか、次のDCコネクションではWindows10でもテキストも表示もされるようになっていた。
調べて行く内に、話を聞ける人物も場所も増え、事件は益々こみ入ってくるが、情報を要領よく纏めたものが手帳にはあり、その部分はテキストで書かれているので、随分と助けになる。
もう一人のサラ・シールズ、サラ・「O」・シールズも飛び降り自殺を遂げている。
この先の細かい行動を一々書いていたら、書くのに30年、読むのに20年はかかるだろう。
よってJ・B・は事件を解決したとだけ書いておこう。
これなら3秒で読める。P
とうわけにもいかないが、このゲームには進行度のグラフ迄有り、どこまで進んだかが一目でわかり、楽しみでもあり励みにもなる。
流石が本家で、工画堂もどうせパクルなら、このあたりまでパクってくれていたらと思う。
もっともこの機能は、Windows版用として新規追加されたのかも知れないが・・・
捜査ものの常道で、進むにつれて次々と新しい人物や行ける場所が追加され、プレーヤーを飽きさせないようにしている。
このWindows版マンハッタン・レクイエムは、比較的スムーズに進行したが、最初につまったのは、マロウ・ディクソンズから遺言状を貰うところだった。
この遺言状は「情報」の遺言状やブルーム家誘拐事件を見るだけではダメで、個人情報のサラその他も見ていないと貰えないのだった。
出生証明書と楽譜も、銀行やサラの出生の秘密など、各所で聞いて回ってからジャドの事務所に戻ると、入手できた。
これでアイテムと資料はほぼ揃ったことになる。
そして残るは、アンディとピートの尋問だけである。
ところが・・・
ここで思いもかけぬことが起きた。
いよいよエンディング間近となり、アンディ・ムーアを尋問していると、楽譜を見せて事件の真相を聞くと全暗黒となり、なにもできなくなる。
バグかと思ったが、これは一部のファイルがインストールされていない為だった。
アンディの供述だが、このような内容である。
以下はGreenbayさんのブログからの拝借である。
「アンディ・ムーアの供述
どうやらこれ以上は隠し通せないようだな。君には負けたよ……
分かったよ、何もかも話そう。
サラOはブロードウェイを夢見るの女優志願の女だった。
街角の酒場で声をかけた。私が誰なのかを知ると簡単についてきたよ。
サラはコカインもすぐに覚えたし、私の言う事なら何でも聞いた。
この私と付き合えばエンジェルの主役になれるとでも思っていたらしい。
(中略)
驚いた私は、ナイフを取り上げようと彼女と揉みあった。
そして私は誤って彼女を刺してしまった。
彼女は唐黷スまま動かなくなった。
サラが死んだ…………
呆然としているその時だった。
突然ドアを開けて、あの雑誌記者のピート・ギルフォードが部屋の中に入ってきた。
ギルフォードはこう言った。
「後の事は任せろ。上手く隠してやる。ただ、それには条件がある」と。
(後略)
この部分はムービーなので、画面にはセリフとしては表示されないのだ。
この演出は、恐らくはWIN95版独自のもので、オリジナルの98版にはこのようなムービーは無かったと記憶している。
マンハッタン・レクイエム その3へ続く
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