スナッチャー その1
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スナッチャーは小島秀夫氏作のPC88ゲームで、1988年の発売である。
発売当時から名作として話題になったが、現在の目から見ても、凄い作品だと痛感する。
それを30数年前に作っているのだから、尚更凄い。
発売はコナミだが、コナミはその後PCゲームからは手を退いているので、その点でも貴重なゲームである。
2042年、瀬戸内海に建設された巨大な人工島、ネオ・コウベ・シティでは謎の生命体バイオロイドの出現により、人類は危機に瀕していた。
バイオロイドは人工の皮膚に汗をかき、オリジナルの人類と見分けがつかない。
彼らは人間を乗っ取り入れ替わることで、「スナッチャー」と呼ばれるようになった。
主人公ギリアン・シードは、対スナッチャー組織である「JUNKER」(ジャンカー)へと転属され、スナッチャーと戦う事になった。
最も残念なことは、88版スナッチャーは未完であり、より完全な形はPCエンジンでの「SDスナッチャー」となる。
但し、SDスナッチャーはデフォルメされた三頭身が、キョトキョトと動くもので、シリアスな筈のスナッチャーとはかなり合わないが、ストーリー的には一応完結している。
88の実機はとうに処分しているが、幸いM88\用のD88データが残っているので、それによるプレイである。
M88の良い所は、いつでもどこでもセーブ/ロードが可能なことで、これは実機でのプレイでは不可能であり、M88独自の機能なのだ。
さて・・・
ジャンカー本部で所長に挨拶、メカニックのハリーから銃と支援ロボット「メタルギア」を受け取った。
そこへもう一人のランナー「ギブソン」から連絡が入る。
「スナッチャーのアジトらしき所にいるので、応援を頼む」とのことである」
そこではスナッチャーとの最初の戦闘となるが、嗚呼なさけなや・・・
今のHalさんはこの簡単な戦闘でさえ、反射神経が追いつかないのだ(;__)
それでもなんとかクリアして、本部に戻ることができた。
この後は、ギブスンの家に行き、一人娘のカトリーヌと話す。
本部で取得したディスクなどで、ギブスンのパソコンを起動できた。
パスワードはHOMEキーの押下で、これが「家を探せ」なのだった。
パソコンにはギブスンが確認したスナッチャー識別法が書かれていて、スナッチャーは不完全な人工皮膚により、皮膚癌になりやすく、その場合独特の匂いが発生する、などとある。
ギブスンが使っていた情報屋ナャ激Iンと会い、クジラ料理店のアウターヘブンのことを聞き出した。
JOY DIVISIONで変装用のマスクを仕入れ、アウターヘブンに潜入、ギブスンと会っていた男の特徴を聞き出した。
それでモンタージュを作成、モンタージュからスナイパーを割り出した。
スナッチャーの男女と戦闘、唐キと第2章となる。
ナャ激Iンの情報とリトルのメモリから、「OLEEN病院」が浮かび上がり、「オウリン病院」に向かった。
しかしそこは動物病院であり、一旦ギリアンの家に戻った。
カトリーヌは浴室にいた。
そして病院リストからクィーン病院が浮かび上がった。
クィーン病院ではカルテの切れ端とマッチを入手したが、特に妖しいものはないし、スナッチャーもいない。
一旦本部に戻ることにした。
紙切れには、中国語らしき文字が書かれているが、意味は全くわからない。
アウター・ヘブンに行き、ナャ激Iンに聞くと、それは中国語の元素記号だという。
元素記号を繋げると、「ベンソン」となる!
本部には所長のベンソン・カニンガムとメカニックのハリー・ベンソンと、二人のベンソンがいるが、そのどちらかがスナッチャーなのだ。
スナッチャー その2へ続く
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