ジーザス2 その2
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ファーナは軌道上のジーザスに連絡を取り、それを受けたのは司令と武麻速雄だった。
カリストでは爆発が起き、機関室に言ってみると火災が起きている。
貨物室では機関士の松山が死んでいるし、ブリッジでは航海士も死んでいるのだ。
医師の三井に連絡して検死をして貰うことにしたが、今度は船長のパウエルがいなくなった。
しかも発見したときには異常はなかった二人の死体は、僅かの間にむくみやはれなどが発生したという。
ファーナの部屋に行くと、船長がエイリアンに襲われている。
エイリアンは和也にも襲いかかって来たが、危機一髪、武麻速雄中尉(中尉になっているのだ)が登場、エイリアンを撃ち殺す。
1と違い2では、エイリアンは通常の銃弾でも唐ケることになっている。
そしてゲーム性の面では、ミニゲームやパズルはないし、選択肢も移動・会話・見るなどの単純なもので、ゲームというよりノベルの要素が大きい。
これが今回の栄狸餡ちゃんである。
グロさはあるが、不気味さは1の方が上かも知れない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/72/6e6a9b073fd483a4a95cd6f010f18f95.jpg)
速雄のスタッフの推測では、エイリアンは種子のスタイルで子孫を残すのではないかということであり、和也は先程貨物室前で何かの種のようなものを目撃していた・・・
速雄は乗員全員をデッキに集めるよう和也に指示、和也が麻世の部屋に入ると真治はエイリアンに変身していた。
こうして生き残った者はジーザズに入った。
ジーザズでは、各所がロックされたり、そのロックが解除されたり、通信室が破壊されたりと、様々な異常が続く。
やがて、医師の三井がエイリアンの胞子に冒されていることが判明、彼を捜すことになった。
しかし、三井はジーザズに来てからは、常に軍医のノーマンと共にいた。
アリバイがあるのである。
となると、三井は胞子は持っていても、エイリアンそのものではない、ということになるだろう。
となると、ひとりでいる時間が長く、セキュリティに関する知識もある人間が怪しいということになるが、それはどんなにんげんだろうか?
まずカリスト号関連の5人は、いずれもシロ、次ぎは軍関連の5人だが、これも可能性は低い。
残るはゴリアテだが、連絡が途切れたままである。
こうして安全のため全員が指令室に集まることになった。
和也はファーナを呼びに行ったが、忘れ物のフロッピー(しかし21世紀の半ばでフロッピーを使っているとは!(笑))を探している間に、ファーナが待機していたエレベーターが墜落する。
更にそれ以上の異常事態が起こった。
コンピューターでの人員チェックで、現在のジーザズにいる人員が、他の人員に入れ替わって表示されるのだ。
その人員は・・・
バルカス・ベリーニ・カーゾン・ハイラー・松山・パウエル・真治などで、前半はコメット号の、その後はカリスト号の、それもいずれも死者である・・・
和也たちは、マザーユニットの起動に必要なディスクを、資料室からとってくることになった。
ディスクはすぐ見つかったが、その内3と4のディスクが壊れている。
しかし、緊急用にスペアディスクが研究室と作戦室に残されていることがわかった。
排気口などを経由して研究室と作戦室に入り、そのスペアディスクも取得し、マザーユニットに向かった。
マザーユニットにはファーナが待ち受けていた。
やはり彼女はエイリアンに変貌していたのだ。
エイリアンが人間に憑依する真の目的は、会話を重ねても不明のままで、或いは目的というより、生物が食物を採取するような、本能に近いものかも知れない。
しかし、エイリアンは冷却システムが壊れたため、本来の能力は発揮できないようであり、和也はマザーユニット=エイリアンをオーバーヒートさせるために、手動で最大限の駆動をさせた。
ここであのディスク入替えとなるが、これは第2ドライブのディスクを、グリーン・パープル・レッドなど全てのディスクに入れ替えなければならない。
これらの過負荷に耐えきれず、エイリアンは宇宙の彼方に去っていった。
これにてジーザズ2は終了となるが、内容としてはかなり無理があり、論理の飛躍や矛盾が多く、一貫しない部分が多い。
とはいえ、お話そのものはそこそこ面白いので、プレイして時間を無駄にしたと思うようなことはないだろう。
次回はバーニングャCントの予定
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