ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年1月29日。ウクライナ侵攻から341日目

2023-01-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年1月29日。

 今日はベラルーシはこれと言ったニュースはないです。
 ベラルーシ大統領はジンバブエを初公式訪問中。アフリカとの経済協力の道を開こうとしています。西側から経済制裁を受けていますが、アフリカがベラルーシの経済問題の突破口となるでしょうか。

 オーストラリアオープンの女子優勝サバレンカ選手が優勝カップに国名(ベラルーシ)を刻む事を要求しましたが、主催者は拒否。
 国名を前面に出さないということでロシアとベラルーシの選手は今回出場できたので、優勝カップに国名を刻まれなくても仕方ないのでは?と思います。出場できただけでも幸運。優勝カップに国名が刻まれなくても、サバレンカ選手が優勝した記録は永遠に残ります。


 今日のベラルーシ内務相によると、国内で未成年(18歳以下)で犯罪に手を染め、有罪判決を受けて服役中の子どもの数は約200人だそうです。未成年なので刑務所ではなく、更生施設に収容されています。ただ、刑期が始まって収容されてから誕生日が来て、18歳の成人年齢になっても、そのまま更生施設で刑期を全うします。
 そのうち女子は10人。ほとんどが男子なんですね。それでも女子の数は2倍に増えたそうで、以前は5人ていどだったようです。
 そして、この200人が有罪判決を受けた理由の大部分は窃盗ではなく、麻薬関係だというのが、ベラルーシの特徴だと思います。
 最近、青少年の間に麻薬問題が広がっているのは社会問題ですね。去年1年だけで142件の未成年が関係する麻薬に関する犯罪が発生したそうです。