ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年1月2日。ウクライナ侵攻から314日目

2023-01-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年1月2日。
 ベラルーシは1月1日と2日が公休です。
 でも商業施設は営業しています。
 今日は新年早々、ベラルーシのガソリンスタンドや商業施設でのカード払いがシステムの不具合によりできなくなりました。
 全ての店舗ではありませんが、車で実家へ帰省していた人が明日の仕事初めに合わせて今日、帰宅するパターンが多いと思うのですが、ガソリンスタンドに入ったら、現金払いしかできず、しかも手持ちに現金がなかったら、とても不便ですよね。
 ベラルーシは7日が正教のクリスマスなので、今度はそれに向けての買い物をする人も今の時期、多いので、カード払いができないのは不便です。
 徐々に問題は解消しつつあると夕方のニュースで報道されていました。


 ベラルーシ軍もこの二日間は休日でした。ただし、ベラルーシ領内で駐留しているロシア軍は休みなし。


 ベラルーシ北部のポーロツク市中心にある自由広場に立てられていた巨大クリスマスツリーが強風のため、1月1日に根本から倒れました。今日、壊れた飾りを取り外し、ツリーを立て直しました。


 ウクライナ当局によると、ハイマースによる攻撃で、ドネツクのマケエフカにある職業訓練校に居たロシア兵約400人が死亡しました。ロシア当局は爆発で死亡したのは自軍の63名だけだと主張しています。
 職業訓練校をロシア兵の宿泊施設代わりにしていたと思われます。
 ロシア側の発表ではハイマースから発射されたミサイルは6発。そのうち2発は迎撃したということです。


 オーストリアとインドがロシアとウクライナの和平交渉を開始するよう求めました。
 外相レベルで和平交渉を手助けする用意があるそうです。具体的にはウクライナが和平交渉のテーブルに就くよう、交渉することだそうですが、何だかウクライナが頑なにそっぽを向いているのをなだめる役を引き受けましょうと言っているように聞こえます。
 ロシア側も、ウクライナ側が交渉のテーブルにつこうとしないから、こちらの責任ではないと大統領が言っているし・・・。
 ウクライナ側は今のロシア大統領とは話なんかしたくないと言い切っています。オーストリアとインドが何とか和平交渉までの道筋をつけてくれるといいのですが。日本もこういう役割を世界の中で担ってほしいと思います。国の周辺に危険な国がたくさんあるので。でも日本の政治家に外交能力が乏しいので、国際社会でこのような役割をこなすのは難しいんでしょうか。